フラッシュ金子のコマラジ・マンデースペシャル
2020.03.22 UP

連載 | SUSTAINABLE DESIGN 東京都狛江市 ラジオを通じて、災害に強い地域に。

LOCAL

 日本の市で面積が2番目に小さく、一方で人口密度が高い東京都狛江市。近隣の区や市でコミュニティFMが相次いで開局し、狛江市でも放送を聴けるものの、有事にそこから狛江の情報を得ることは難しい。「災害時はそれぞれが所在する自治体の情報が優先されます。狛江市の情報を届けるためにも、狛江にFM局が必要だと思いました」と発起人の一人、松崎学さん。

 3年前に開局準備委員会を立ち上げて電波調査を繰り返し、昨年11月11日から放送を開始できることになったが、思わぬ形で第一歩を踏み出すことに。「台風19号の被害を受け、臨時災害放送局として前倒しで限定スタート。緊張しながらも刻々と変化する災害・避難情報を伝えることができました」。今の時代、情報を受信できるツールは数多くあるが、乾電池で動くのはラジオだけ。「災害時で重要なのはコミュニケーション。そのためにも普段からラジオを聴いて地域と関われるよう、魅力あるコンテンツ作りにさらに力を入れていきます」。

記事は雑誌ソトコト2020年4月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

photograph & text by Mari Kubota

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久保田 真理

くぼた・まり
ライター・編集者・ワークショップデザイナー。2016年より秋田県・藤里町のまちづくりに関わる。藤里町のウェブサイトにて、聞き書きの手法で町を紹介する「旅する藤里」を連載中。