セルフレトロ
2020.04.07 UP

連載 | KAWAIIは地方を救う♥ | 56 令和レトロは「セルフレトロ」。

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 こんにちは! 『ハピキラFACTORY』の正能茉優です。この連載では、女性に流行りのモノ・コトが「女性のココロをつかむ理由」を分析して、地方創生に活かせないものかと検討中……♡

 今月は、ここ数年流行りの「レトロ」を、ひもといてみたいと思います。

 先日、長野県・軽井沢町の『万平ホテル』に、同世代の友人と行ってきました。レトロな雰囲気が素敵なだけあって、Instagramを見ると、ホテルに関する投稿は1万件超え。私たちが宿泊した日にも、ホテルには高齢のご夫婦や家族づれに交じって、私たちと同世代のカップルや女性グループも多く、客層が幅広い客層が興味深いホテルでした。

セルフレトロ

 なぜ今『万平ホテル』は、若者にも流行っているのでしょうか? それは、どこか懐かしい“レトロ”な雰囲気が魅力的であることに加え、「自分にとって本当に“懐かしい”場所」にもなりつつあるからかもしれません。実は今回の私の滞在も「子どもの頃連れてきてもらったホテル」であることがきっかけでした。見たことのない世界への憧れ・ノスタルジーがベースにある“昭和レトロ” は数年前から流行ってきましたが、最近の“レトロ”には、自らの幼少期の体験を懐かしむ、新しい動きがあるように思います。

朝食のメニューカードも、大正時代から使われているデザインだそう。「かわいい」と「懐かしい」、そして「おいしい」が同居するなんとも幸せな空間です。
朝食のメニューカードも、大正時代から使われているデザインだそう。「かわいい」と「懐かしい」、そして「おいしい」が同居するなんとも幸せな空間です。

 思えば、第3次ブームと言われながら爆発的に流行っているタピオカも、「セーラームーン」や「ポケットモンスター」が大人向けにアレンジされて大人気になったグッズたちも、「かつて自分たちが好きだったもの」を懐かしむ「セルフレトロ」。「セルフレトロ」の何よりの魅力は、家族や同世代の友人と共感できるところにあります。今回の滞在で、私が写真を送った際も、お皿を見ただけで母は私の滞在先がわかり、「懐かしい!」と家族LINEが盛り上がりました(笑)。

 地方自治体の皆様、若者たちの「セルフレトロ」を求める気持ちをうまく掴んで、地域にお客様を呼んでみませんか?かつて流行した場所やアイテムが、それを懐かしむ形で、今後再流行する動きがありそうです。

今月のIGPを「地方創生」に活かすなら……?

大人の「ブタメン」

 学生時代に食べた懐かしの味も、ちょっとリッチなアレンジで発売されたら、つい買ってしまいそう。

ハピキラ’S EYE!

長野県・小布施町

 毎月お邪魔している長野県・小布施町に、行く度に通う中華料理店があります。席はいつも地元のお客様でいっぱい。地域に行くとつい「名物」を食べたくなりますが、あえて地元で愛される「名店」に行ってみると、新しいおいしさに出合えるかもしれません。

ハピキラ’S WORK!

「夕学五十講」でお話をさせていただきました!

夕学五十講

 先日、東京都千代田区にある『慶應丸の内シティキャンパス』でお話をさせていただきました。平日の夜にもかかわらず会場には300人近くの方々が。さらに講演は、全国7会場でも同時中継され、各地からいただいた質問に、遠隔で回答するという場面もありました。平日仕事終わりの、90分間。聞いてくださった方々は、きっとお疲れだったと思うのですが、学ぶことに熱心な働く大人たちの存在を知り、私自身ももっとインプットに励みたいと改めて感じるお仕事でした。応援してくださる皆様に感謝の気持ちを忘れず、今月もハッピーに頑張ります!

IGP……ハピキラによる「イマドキ女子が(I)グッとくる(G)ポイント(P)」を略した造語。

記事は雑誌ソトコト2020年4月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

photographs & text by HAPIKIRA FACTORY

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ハピキラFACTORY

はぴきら・ふぁくとりー♥地方にある魅力的な商材をかわいくプロデュースし、販売・発信していくことで、女の子たちが地方に興味を持つきっかけをつくろう、と日本全国を飛び回って活動中。大学生だった2012年に起業し、現在、正能茉優(しょうのう・まゆ)は『ソニー』、山本峰華(やまもと・みか)は『リクルートキャリア』と兼業しながら、「やりたいことは全部やる」という、女の子の新しい働き方を実践している。「地方×女の子」ビジネスの第一人者。地方創生ガール。