スマイル アフリカ プロジェクト
2020.04.27 UP

連載 | スマイル アフリカ プロジェクト | 102 広島、ケニア、東京で、プロジェクトのイベントを開催。ぜひ、ご参加を!

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スポーツの秋でもある9月以降、「スマイル アフリカ プロジェクト」のランニングイベントを広島、ケニア、東京で開催します。
広島、東京のイベントは、一般から参加者を募集し、シューズの特別無料回収も実施します。ぜひ、ご参加ください!

シューズの特別無料回収も実施します。

 これまで「スマイル アフリカ プロジェクト」は、シューズを通じ、数多くのアフリカの子どもたちとの交流を続けてきた。足元のケガや、そこから始まる感染症などから子どもたちを守る、“命”の交流といってもいいだろう。日本全国に広がる学校会員や法人会員だけでなく、個人からもメッセージ付きのシューズが届けられ、日本とアフリカをつなぐ笑顏の交流の輪が広がっているが、プロジェクトが主催するイベントもアフリカとの仲人役を担っている。

 る9月23日(土・祝)、「さとやまスマイルラン with スマイル アフリカ プロジェクト」が広島県・安芸太田町の『恐羅漢スノーパーク』で開催されるが、これは広島県が中山間地域の振興を目的として開催中の「ひろしま さとやま未来博2017」と共催し、実施される。

 「参加者と一緒に環境を考え、さとやまの魅力を体感する」をテーマに、家族や友人らと一緒に自然の中でランニングを楽しもうというイベントだが、プロジェクトのフロントランナー・高橋尚子も参加し、会場にはブースを設けシューズの特別無料回収を行う。プロジェクトが初めて広島からアフリカに発信するイベントとなる。

広島のさとやまの魅力を感じてもらうランニングイベントです。親子ラン、3時間リレーマラソンを実施。高橋尚子さんも参加します。
広島のさとやまの魅力を感じてもらうランニングイベントです。親子ラン、3時間リレーマラソンを実施。高橋尚子さんも参加します。

 また、10月17日にはケニアでもイベントの開催を予定している。今回は通年で実施されているシューズ寄贈先の一つ、マサイマラでのランニングイベントで、日本から贈られたシューズで通学する小学校の子どもたちが健脚を競う。シューズを初めて履いた瞬間、弾けるような笑顏を見せた子どもたちがそのシューズでマサイマラの大自然を駆け抜ける。ランニングは5校対抗戦になる予定で、シューズをとおした学校間の交流も図られ、笑顏の花が満開になるのが今から楽しみでならない。その模樣はこの誌面でレポートするのでお楽しみに。

マサイマラ国立保護区に隣接し、マサイ族が暮らすエリアで地元の小学校の児童を招きランニングイベントを開催。日本で集まったシューズの寄贈式も行います(写真は2012年にマサイマラで行ったシューズ寄贈式のもの。©Masaru Suzuki)。
マサイマラ国立保護区に隣接し、マサイ族が暮らすエリアで地元の小学校の児童を招きランニングイベントを開催。日本で集まったシューズの寄贈式も行います(写真は2012年にマサイマラで行ったシューズ寄贈式のもの。©Masaru Suzuki)。

秋の恒例イベントも開催!

 そして、国内で恒例となった「スマイル アフリカ プロジェクト ランニングフェスティバル2017」は、11月3日(金・祝)に開催する。今年は東京・有明の「東京臨海広域防災公園」を会場に、親子ランと3時間リレーマラソンを実施する予定で、高橋尚子のほか、シドニーパラリンピック車いす800メートル銀メダリストの廣道純氏もゲスト参加し、障がいがある人も一緒に走れるプログラムが組まれる。

毎年秋の恒例となったランニングイベント。今回は東京臨海広域防災公園で開催します。もちろん、高橋尚子さんも参加。車いすランナーたちもいっしょに走ります(写真は2016年に開催したときのもの。©Hiroshi Ikeda)
毎年秋の恒例となったランニングイベント。今回は東京臨海広域防災公園で開催します。もちろん、高橋尚子さんも参加。車いすランナーたちもいっしょに走ります(写真は2016年に開催したときのもの。©Hiroshi Ikeda)

 毎回、一般ランナーは車いすランナーのスピードに圧倒され、感嘆の声を上げているが、今年も両者のコラボレーションは大会を盛り上げるだろう。

 これまでの参加者の走行距離の累計は5572キロにも及ぶ。日本─ケニア間は約1万1300キロ。ほぼ半分の距離を走ったことになるが、今回どこまでケニアへ近づけるかがもう一つの楽しみである。

 この会場にもシューズ特別無料回収ブースが設けられるが、参加ランナーは1年間、ストックしていたまだまだ履けるシューズを、会場に着くや真っ先に持ち寄ってくださる。中には知人や会社の同僚らに声をかけ、シューズを回収して、持ってきてくださる人もいる。当日はランニングに参加しなくても、シューズだけを持ってきていただける一般の方からも回収する。走らなくても、参加者の応援や、シューズ回収の協力で、ぜひ来ていただきたい。プロジェクトは、いろいろな機会を通じてアフリカとつながっている。

記事は雑誌ソトコト2017年9月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

text by Katsuyuki Kuroi

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黒井克行

くろい・かつゆき
1958年北海道出身。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て、ノンフィクション作家に。主な著書に、『高橋尚子 夢はきっとかなう』(学習研究社)、『テンカウント』(幻冬舎文庫)、『男の引き際』(新潮新書)、『日野原新老人野球団』(幻冬舎)など。日本大学法学部非常勤講師も務める。