麻雀放浪記その1・栃木県那須烏山市「おおぎすの三羽ガラス」
2020.04.23 UP

連載 | ファームフェスの『麻雀ツーリズム!!』 | 2 麻雀放浪記その1・栃木県那須烏山市「おおぎすの三羽ガラス」

LOCAL

ビギニング

栃木県那須烏山市(なすからすやまし)。
那須と聞くと、だいたいの人は那須高原をイメージすると思いますが、そことはまったく違います。一言で言うと「さびれかけた田舎の地方都市」そんなイメージ。「山あげ祭」はめちゃめちゃ面白そうなので、夏に家族で見に来たい!ちなみにユネスコ登録されてます。

ということで、今回は、市内の大木須(おおぎす )集落にやってきました。
去年、農水省の農泊事業関連で出会った大貫さんから、「耕作放棄地をどうにかしたい」とのご相談をうけて以来3回目の訪問。
前は「昴」と「熱き心に」を歌ってベロベロに、、、、

この集落から麻雀ツーリズムは幕を開けるのです。

会場はこちらの古民家。
会場はこちらの古民家。
里山の空気がとてもおいしい。
里山の空気がとてもおいしい。
耕作放棄地に花を咲かせてミツバチの世界を!おっちゃんたちは真剣です。
耕作放棄地に花を咲かせてミツバチの世界を!おっちゃんたちは真剣です。

おおぎすの三羽ガラス

まず、麻雀ツーリズムを実現するにおいてもっとも大切なことは「ある程度打てる3人」が集落にいること。せっかく麻雀目当てで地方に行っても、駆け引きを楽しめなければ成り立ちません。これについては、前回の訪問時に会話の中から「ある程度打てるな」と推察済みで、今回その感覚が間違っていたならツーリズムの前にまずは麻雀教室を開かねばならず、地方のおっちゃんたちにそんな時間も意欲もないはずで、いきなりピンチになるのです。

さらに、本プロジェクトのゴールはMリーグにスポンサーになってもらうことなので、当然ルールもMリーグと同じ条件にしたいところですが、まずは、郷に入りては郷に従え。地域によって慣れ親しんだルールがあるので、一年かけてばっちり仕上げようと思います。

さて、今回の面子は「おおぎすの三羽ガラス」。
それぞれ「鳴きのつねポン」「石橋の恭ちゃん」「原監督」と命名しました。
チームはMリーグ同様、集落で最強の雀士を3人か4人選抜。ひとり旅に対応できるような仕組みで、『温泉入って食べて打って飲んで寝る!』が基本プラン。はじめに言っておきますが、僕の実力はたぶん「中の中」。フリーで雀荘とか行ったことはありません。

捨て牌は6枚ずつでお願いします!左から原監督、恭ちゃん、つねポン。
捨て牌は6枚ずつでお願いします!左から原監督、恭ちゃん、つねポン。

原監督の逆転ホームラン

結果。
僕のトップで迎えたオーラス”西”4局。日本酒は5合ぐらい飲んでいます。
42,000点を持っていたため満貫を振り込んでもトップの場面で、下家の原監督(シラフ)からリーチの声。ぽろっと切った一索に「ロン!」「ん〜?リーチ一発、チートイツ、ドラドラ、裏々!で、ばいまーん!」だそうな、、、。

ということで、那須烏山市のランキングは、2020年3月現在、
1位 原監督
2位 つねポン
3位 恭ちゃん
ということになりました。「捨て牌を6枚づつ並べて捨てる」「先ヅモしない」は、もっとビシッと守ってもらわないといけないので、これを読んだら直してくださいね!

囲炉裏で飲み会。せこい麻雀の話で盛り上がりました笑。
囲炉裏で飲み会。せこい麻雀の話で盛り上がりました笑。

麻雀は最強のコミュニティツール

麻雀の良さはゲームを通じて、その人となりがわかること。今回は「つねポンせこいなー笑」とか、麻雀で性格を理解できるとその後も付き合いやすいのです。
原監督は策に溺れるタイプで、恭ちゃんは石橋を叩いて渡る慎重派。お酒を飲んでもわからない性格が垣間見れるのは麻雀の醍醐味と言えるのです!

みんな打つのは3年ぶり以上だったらしく、楽しく打ってもらえたようで再戦を約束。
できることなら、高宮プロとか温泉好きの近藤プロとか来てくれたらめちゃめちゃ盛り上がるだろう。

Mリーグ参加企業の皆さま、麻雀人口拡大のためによろしくお願いいたします! 

 

*本記事の取材は、2020年3月6日に行われました。

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柏木 光二

かしわぎ・こうじ
ファームフェス取締役。大学卒業後に下高井戸で古本屋・バラード堂を経営後、中目黒でブックカフェ・combineを経営。飲みすぎた酒をすべてはきだし、地に足をつけた農業の仕事へと2016年、ファームフェスを設立。日々、地方と目黒を行き来しています。1976年、秋田県湯沢市生まれ。