佐賀県で3例目のこども宅食が誕生。初回の配送を行いました。
2020.05.19 UP

佐賀県で3例目のこども宅食が誕生。初回の配送を行いました。

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「こども宅食」の全国展開活動を行う一般社団法人 こども宅食応援団(所在地:佐賀県佐賀市、代表理事:駒崎弘樹、以下「こども宅食応援団」)は、認定NPO法人スチューデント・サポート・フェイス(所在地:佐賀県佐賀市、代表理事:谷口 仁史、以下「S.S.F」)と連携して、佐賀県佐賀市のこども宅食「さが・新型コロナこども緊急支援プロジェクト」(以下「本プロジェクト」)を立ち上げ、5月11日、初回の配送を行いました。
経済的に困窮している子育て世帯に食品を配送する「こども宅食」は、佐賀県内では3例目の活動となります。

 

アウトリーチのプロフェッショナルが行う、佐賀県3例目のこども宅食
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、子どもの預かり先を失ったり、収入の減少、または休業や解雇など、徐々に私たちの生活への影響が大きくなってきています。

特に孤立するリスクを懸念されているのが、ひとり親世帯・生活保護世帯、就学援助対象世帯、その他介護・病気・失業などで経済的に困窮し支援が必要な世帯です。S.S.F.でも、非正規雇用の親御さんなどから、家計相談や就労の相談が増えています。

「こども宅食」は、こうした世帯に「宅配型」の緊急支援を行うことで、経済的に厳しい子育て家庭と直接つながり、地域で孤立してリスクを高めることを未然に防ぎ、次の支援につなぐことを可能にします。こども宅食応援団は、こども宅食を全国に拡げるため、立ち上げ支援や立ち上げ後の活動の伴走支援を行っています。今回新たに立ち上がったプロジェクトは、こども宅食応援団の本拠地・佐賀で3例目のこども宅食となります。

このプロジェクトを実施するのは、佐賀県内の地域若者サポートステーション事業などの支援事業を受託し、アウトリーチ(訪問支援)事業や教育支援事業等の支援を行うS.S.F.です。新型コロナウイルスの影響で困っている家庭への緊急支援が、素早く多くの世帯に届くよう、佐賀県域にネットワークのあるS.S.F.との連携を決定しました。S.S.F.が行うアウトリーチ活動はこども宅食にも必要な活動の一つとなっており、このこども宅食立ち上げ支援をきっかけに、今後の相互協力が見込まれます。

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また、このプロジェクトの活動は、「グリーンコープ生協さが」や「フードバンクさが」と連携して行われるほか、プロジェクトの立ち上げは、こども宅食応援団の運営事務局を担う認定NPO法人フローレンスが行う、「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」によって認定NPO法人フローレンスと協働して実施され、様々な団体が手を取り合って立ち上がったプロジェクトとなります。

認定NPO法人フローレンスによる緊急支援プロジェクトでは、4月に沖縄県で始まり那覇市等で活動した「おきなわこどもの未来ランチサポート」に次ぐ、2例目のこども宅食立ち上げの支援となります。こども宅食応援団は伴走支援を行っています。

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「さが・新型コロナこども緊急支援プロジェクト」概要
実施内容:子育て中の困窮世帯向けの緊急食糧支援として、食材や日用品を配布
配送実施:初回配送2020年5月11日、順次必要に応じて配送を実施
対象エリア:佐賀県佐賀市を中心に、佐賀県全域
配送予定世帯数:約100世帯を予定
連携団体:グリーンコープ生協さが、フードバンクさが


【一般社団法人 こども宅食応援団】

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「こども宅食」は2017年に東京都文京区ではじまった、生活の厳しい子育て家庭に定期的に食品を届ける取り組みです。食品のお届けをきっかけにつながりをつくり、見守りながら、食品以外の様々な支援につないでいきます。こども宅食応援団は、この「こども宅食」という仕組みを、文京区から日本中に広げていくため、こども宅食事業に取り組む自治体やNPO等に対して活動資金やノウハウの提供、事業推進のための伴走的な支援を実施します。また、こども宅食事業や事業を通じて解決しようとしている社会課題の認知度拡大のための広報活動を実施。

佐賀県のふるさと納税を用いたクラウドファンディングで寄付を募集しています。
https://www.furusato-tax.jp/gcf/803

【認定NPO法人スチューデント・サポート・フェイス】
S.S.F.は、不登校、ひきこもり、非行、ニート等困難を抱える子ども・若者の自立支援を目的に設立されたNPO法人で、アウトリーチ(訪問支援)ノウハウと重層的な支援ネットワークをバックボーンに、複数分野の専門職によるチーム支援、専門家が常駐し適応訓練を行うコネクションズ・スペースの運営、心理療法等を組み込んだ体験活動、認知行動療法及び職親制度を活用した就労支援等、社会参加・職業的自立に至るまでの総合的な自立支援事業を展開しています。家庭教師方式(関与継続型)のアウトリーチ活動は、内閣府や厚生労働省の法定研修で採用されるなど、全国的な取組の推進にも貢献しています。

【「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」について】

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一般社団法人 こども宅食応援団の運営事務局を担う、認定NPO法人フローレンスが行うプロジェクトで、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い支援が必要となる①医療的ケア児と呼ばれる障害児を育てる家庭(全国の医療的ケア児者家庭、全国医療機関)②経済的に不安定な家庭(食品宅配やこども食堂などを運営する全国支援団体の利用者)③ひとり親の家庭(フローレンス病児保育ひとり親支援プラン会員、全国のシングルマザー)、への支援活動を行う。
②経済的に不安定な家庭への支援では、コロナウイルス関連の緊急支援を行っている全国各団体、および、フードバンクや子ども食堂が協働し、全国に「こども宅食」モデル(宅配型)を広げ支援を強化していきます。
第一弾として、4月16日に沖縄県那覇市の「おきなわこどもの未来ランチサポート」が立ち上がりました。
こども宅食応援団は、助成先団体の選定・こども宅食活動の伴走支援を行います。

※「こども宅食」は登録商標です。

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