bee upcycle 風呂敷 役割を終えた傘の、新しい価値。
2020.10.15 UP

連載 | SUSTAINABLE DESIGN bee upcycle 風呂敷 役割を終えた傘の、新しい価値。

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 傘を置き忘れ、失くしてしまった経験がある人は多いのではないだろうか。そんな忘れられた傘、壊れた傘を引き取り、生地をきれいに洗って再生しているのが2019年に誕生した『bee upcycle』だ。ブランド名には、ミツバチが花と花をつなぐように、すでにあるものをつないでさらに美しい花を咲かせたいという思いが込められている。

 代表の佐藤李子さんが傘に着目したのは、義理の叔母から傘の布地を使った手づくりの袋を贈られたことがきっかけ。軽くて水を弾く傘生地の機能性と、役割を終えた素材に新しい価値を与えて活用できる点に惹かれたという。「サーフィンが趣味で、東日本大震災を機に美しい海を後世に残すアクションを模索するようになったんです。便利さやかわいさを入り口にして、古くなったものも工夫次第で楽しく再利用できることを伝えたいと思っています。商品を買わなくても、アイデアを真似してDIYしてもらえたらうれしい」と佐藤さん。その心意気や天晴れ!

風呂敷ハンカチ

風呂敷ハンカチ

お弁当箱やワインボトルなどを包むのに便利な40センチ×40センチ(商品によって異なる)。撥水性が高く汚れが滲みにくいところが特徴。佐藤さんの義理の叔母が一点一点手づくりしている。マイ箸を入れられるカトラリーケース(2500円)と組み合わせるのもおすすめ。壊れてしまったときの修理にも対応。●2200円

(bee upcycle www.bee-upcycle.com

photograph by Jiro Matsushita   text by  Emiko Hida

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