木の魅力を、そのままに。 ー “ソーシャル”な鉛筆「六甲山鉛筆」
2019.07.08 UP

木の魅力を、そのままに。 ー “ソーシャル”な鉛筆「六甲山鉛筆」

SOCIAL

 “ソーシャル”な鉛筆、その名も「六甲山鉛筆」が誕生した。文字どおり、兵庫県神戸市のシンボル・六甲山に生えていた木々から生まれたもの。「はじめは『六甲山の木って伐採していいん?』って思いました」と話すのは、『SHARE WOODS(シェアウッズ)』の代表・山崎正夫さん。元・木材メーカー勤務で、国産材を生かすために独立したところ、神戸市のある事業とご縁ができた。

「六甲山の木は豊臣秀吉の時代に伐採され、ハゲ山だったんです。そこで明治時代に広葉樹が植えられましたが、大木化して山が崩れ始め、神戸市が森林整備を始めていました」。この鉛筆は、その間伐材を使ってつくられているのだ。「細い木材でも有効活用し、子どもでも使えるものを」と山崎さんが企画し、2018年秋に発売した。「自然から遠のく加工はしたくない」と、加工過程で木材を樹脂化する一般的な方法は使っていないので、削ったときに毛羽立たず、自然な木の肌触りを楽しめる。

\ここがオススメ/
 鉛筆をもっと身近に感じてもらうために。

自然の木からつくられた一本ずつ違う鉛筆の手触りを楽しんでもらおうと、ナイフで鉛筆を削るワークショップも開催している。
 
 六甲山鉛筆
 六甲山に生えていた杉の間伐材を使った天然木鉛筆。芯は2B。山をイメージしてつくられた三角形のパッケージも素敵。グレーとグリーン2種類のパッケージがあり、中身は同じ。公式オンラインショップのほか、『SHARE WOODS』のショールーム、『storage books,kobe』、『Magical Furniture』などで販売している。●950円/6本入り(SHARE WOODS www.kobe-wood.com

photographs by Jiro Matsushita
text by Yoshino Kokubo

本記事は雑誌ソトコト2019年5月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

キーワード