コオロギを発酵させた「コオロギ醤油」がついに完成、昆虫食の「ANTCICADA」が開発。
2020.11.03 UP

コオロギを発酵させた「コオロギ醤油」がついに完成、昆虫食の「ANTCICADA」が開発。

NEWS

1本あたりコオロギ約482匹を用いた「コオロギ醤油」が遂に完成。愛知県豊田市の創業92年の蔵元『桝塚味噌(野田味噌商店)』(4代目・野田好成)にて製造されています。11月1日より、ANTCICADAオンラインショップ他にて数量限定で販売開始しました。

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1本あたり約482匹の国産コオロギを贅沢に使用

商品概要

商品名:コオロギ醤油
商品内容:100ml
使用素材:こおろぎ粉末(国産)、米麹、食塩、
販売場所:ANTCICADAオンラインショップ(、¥ANTCICADA店舗、桝塚味噌(野田味噌商店)、イベント。
販売価格:1640円(税込)

コオロギ醤油の特徴

コオロギ醤油は、こだわりの国産コオロギをふんだんに使用し、米麹を使って発酵させた昆虫発酵調味料です。

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国産のコオロギ粉末

コオロギが持つ豊富なタンパク質を、米麹の酵素によって分解することで、力強いうまみを持つ唯一無二の調味料が完成しました。2017年にコオロギ醤油を構想してから様々なパターンでの試作・開発を行い、愛知県にある蔵元「桝塚味噌(野田味噌商店)」の協力によって商品化が実現しました。

今回使用するコオロギは、「株式会社グリラス(徳島県徳島市)」と「太陽グリーンエナジー株式会社(埼玉県比企郡嵐山町)」にて愛情込めて育てられたコオロギたちです。

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品質管理を徹底して育てられるコオロギ

力強いうまみと香ばしさを持つフタホシコオロギ、繊細で上品なうまみを持つヨーロッパイエコオロギを独自の配合でブレンドしてうま味、香味を引き出しました。今回のコオロギ醤油には、1本(100ml)あたりコオロギを約482匹使用(野田味噌商店調べ)。下処理を施したコオロギに、桝塚味噌(野田味噌商店)が造る、愛知県産米を使った米麹と食塩水を合わせ、蔵の木桶の中で半年以上かけて発酵・熟成させます。最後に諸味を圧搾し、出てきた液体を火入れして、コオロギ醤油は完成します。

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木桶の中でゆっくり発酵・熟成させます

仕込みを終えたら、私たちは、仕込んだ諸味を微生物が働きやすい環境に整えるだけ。コオロギ醤油は、麹や酵母、木桶に住み着く微生物たちによって造られます。コオロギ醤油は、しっかりとした旨味とコオロギ由来の香りを持ち、クセは少なく、様々な料理に使うことができます。

開発への想い

ANTCICADAは、地球に息づくあらゆる生き物を愛し、動物も、植物も、虫も、分けへだてなく向き合える世の中を目指して活動しています。中でも、「昆虫食への固定概念を払拭すること」は大きなテーマの1つ。昆虫というと、ゲテモノや害虫など悪いイメージが先行しがちですが、食材としての魅力と真正面から向き合い、ポジティブな昆虫食のあり方を提案していきたいと思っています。その中で、昆虫を身近に楽しめる機会を届けたいという想いから、商品開発にも積極的に取り組んでいます。このコラボもその一環で、コオロギが持つ魅力を届けようと開発に至りました。

今回完成したのは、諸味を絞った後、濁りを分離したクリアな「うす口」タイプと、絞った後に沈殿する、コオロギの香りたっぷりのオリを混ぜ込んだ「こい口」タイプです。(ANTCICADA店舗にて数量限定発売)

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左が「うす口」、右が「こい口」。

「うす口」タイプは、コオロギの持つ豊かなうまみが特徴で、白身魚のお刺身やイカの刺身などにおすすめ。「こい口」タイプは、うまみ、塩味のほか、甘味も感じやすく、ブリなどの脂ののった魚やウニのつけ醤油としておすすめな他、みたらし団子や五平餅にも相性抜群です。

ANTCICADA(アントシカダ)概要

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店舗にて

2020年6月4日(虫の日)にオープンした「地球を味わうレストラン」ANTCICADAでは、旬の虫を使ったコース料理とドリンクペアリング、コオロギラーメンの提供を行っています。また、オンラインストアでは、家庭でコオロギラーメンを楽しめる「おうちでコオロギラーメン」を中心に、昆虫の魅力を生かした商品の販売を行っています。決してゲテモノではない、食材としての昆虫の魅力をとことん追求した料理や商品を開発しています。

●所在地:〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-4-6 ログズビル1F
●提供メニュー:コオロギラーメン、地球を味わうコース料理(ペアリング)
●営業時間:
<地球を味わうコース料理(予約制)>
金曜日 19:00~
土曜日 12:00~ , 19:00~

代表プロフィール(篠原祐太 / Yuta Shinohara)

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1994年、地球生まれ。2018年、慶應義塾大学商学部商学科卒。昆虫食歴20年。現在は、数千匹の生き物と同棲しながら、昆虫料理の開発・販売、ワークショップ、記事執筆、講演会でのゲスト出演と、多岐にわたり活動している。中でも世界初の「コオロギラーメン」は大反響を呼び、国内外多数メディアに取り上げられている。狩猟免許や森林ガイド資格も保持しています。『食は作業ではない、冒険だ』をモットーに、日々地球上を駆け巡っています。

桝塚味噌(野田味噌商店) 概要

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桝塚味噌(野田味噌商店)は、愛知県豊田市に味噌蔵を構える蔵元です。蔵や木桶に住む微生物と共に時間を惜しまず『味噌は育てる』を理念に創業以来、木桶熟成・天然醸造の味噌造りを守り続けています。