「#底見えコスメ」はなぜ人気?
2020.11.05 UP

連載 | KAWAIIは地方を救う♥ | 42 「#底見えコスメ」はなぜ人気?

WORK

 こんにちは! 『ハピキラFACTORY』の正能茉優です。この連載では、女性に流行りのモノ・コトが「女性のココロをつかむ理由」を分析して、地方創生に活かせないものかと検討中……♡

 今月は、人気のハッシュタグ「#底見えコスメ」に見る、今を生きる女性たちの思いを分析したいと思います。

 最近、Instagramで見かける「#底見えコスメ」「#底見え」というハッシュタグ。検索をかけると、使い古して、底が見えた化粧品の投稿が、1万件近く並びます。かわいくもなければ、綺麗でもなく、「インスタ映え」とは逆行する写真ばかり。見ているだけで心ときめく、美しいパッケージのキラキラしたコスメの姿はそこにはありません。でも、これが今、女性たちの心をつかんでいるのです。

instagram

 その理由は、Instagramが、GoogleやYahoo!のような検索ツールとしても使われるようになってきたこと。そして、検索ツールとしてInstagramを使う人たちの多くが、本当に信頼できる情報を求めていることにあると思います。

 気になる飲食店やブランド、髪形やネイルなどを、画像で直感的に検索する人が増えている今、企業から仕事として請け負う形で、商品やスポットに関する発信をする「インスタグラマー」と呼ばれる人たちが存在するのも事実です。また、誰でも気軽に情報を発信できてしまうツールであることもあり、多くの投稿の中から、本当に信頼できる情報を見極めたい人が増えているのではないでしょうか。

コスメ

 信頼できる情報の証しの一つが、この「#底見えコスメ」なのです。使い終えた、食べ終えた、読み終えたといった、「きちんとその人が愛用した証し」を女性たちは今、求めているのかもしれません。

 地方自治体の皆様、「〇〇し終えた」を思わずアップしたくなる商品・スポットをつくってみませんか? フォトジェニックな「〇〇し終えた」をつくることができれば、信頼できる情報を求める女性たちのハートをつかみ、女性たちの行動を少しばかり変えることができるかもしれません。

今月のIGPを「地方創生」に活かすなら……?

食べ終えると見える! #底見えフード

「これ、インスタ映えするけど、おいしいのかな?」という不安を払拭することができるかもしれません。

ハピキラ'S EYE!

ハピキラ'S EYE!

お仕事で、長野県飯山市『やよい農園』のクッキーをいただきました。無添加がウリということで、見た目には期待せずに蓋を開けると、思わぬ美しさにうっとり。フォトジェニックな食べ物=着色料があっても仕方ないと諦めているからこそ、驚きの裏切りでした!

ハピキラ'S WORK!

「ビジネスリーダーたちのいけばな展」でお花を生けました。

「ビジネスリーダーたちのいけばな展」でお花を生けました。

毎年出展している「ビジネスリーダーたちのいけばな展」も、この冬で3回目。2018年は「器」がテーマということで、お花はもちろん、さまざまな地域の焼き物や鉄器と出合うきっかけにもなりました。生け花を通して、地域や地域の器を知ることができるのも、また粋ですよね。知らない場所をさまざまな角度から知ることができるのは本当におもしろい。ちなみに私は、小学校の頃に山梨県で焼いた焼き物を使いました。応援してくださる皆様に感謝の気持ちを忘れず、今月もハッピーに頑張ります!

IGP……ハピキラによる「イマドキ女子が(I)グッとくる(G)ポイント(P)」を略した造語

photographs & text by HAPIKIRA FACTORY

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ハピキラFACTORY

はぴきら・ふぁくとりー♥地方にある魅力的な商材をかわいくプロデュースし、販売・発信していくことで、女の子たちが地方に興味を持つきっかけをつくろう、と日本全国を飛び回って活動中。大学生だった2012年に起業し、現在、正能茉優(しょうのう・まゆ)は『ソニー』、山本峰華(やまもと・みか)は『リクルートキャリア』と兼業しながら、「やりたいことは全部やる」という、女の子の新しい働き方を実践している。「地方×女の子」ビジネスの第一人者。地方創生ガール。