「動く絵」と共にある生活。 ー モビール作家・竹嶋浩二さんの一点物のモビール作品
2019.07.29 UP

「動く絵」と共にある生活。 ー モビール作家・竹嶋浩二さんの一点物のモビール作品

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自然風や人の動きによる風などを受けてパーツがゆっくり動きはじめ、パーツどうしが連動する。向きや光によって、さまざまな表情を見せてくれる。ものがあふれがちな床面ではなく、空間の上のほうでゆったりとしている様子を眺めるのも、心地いい──。

このモビールを制作しているのは、神奈川県・藤野地区在住のモビール作家・イラストレーターの竹嶋浩二さん。小誌の連載「生命浮遊」でコラージュを担当している人でもある。「もともと工作や金属を磨く行為が好きだったんです。学生時代にアーティストのアレクサンダー・カルダーの作品に出合って感銘を受け、立体作品に興味を持ちました。手の上に載せたり持ったりできる存在感や質感などに強さを感じたんですよね」。そんな竹嶋さんにとってモビールは、ずばり「空間を動くコラージュ、または動く絵」。そうした作品を楽しむ豊かさを、暮らしに取り入れてみるのはいかがだろう。

\ここがオススメ/
素材の一つひとつにもこだわっている!

着色には岩絵の具と亜麻仁油を混ぜた自作絵の具を使用。アンティークビーズや布素材なども複合的に使いコラージュ感を出している。

モビール作品「古いインテルとパリのビーズがあるモビール」
竹嶋浩二さんによる一点物のモビール作品。室内の空気の少しの揺らぎに反応する。素材はアメリカ産のポプラの無垢材。横浜の『DECO-BOCO』で2018年3月10日(土)~2018年4月22日(日)まで個展を開催した。セミオーダー可。●4万2000円(竹嶋浩二 instagram.com/takeshimakouji

photographs by Jiro Matsushita
text by Yoshino Kokubo

本記事は雑誌ソトコト2018年4月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。