食卓で、炙る。 ー 石をくりぬいたキャンドルの灯りを楽しんで。
2019.07.31 UP

食卓で、炙る。 ー 石をくりぬいたキャンドルの灯りを楽しんで。

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卓上でホタルイカなどを炙る、重厚な炙り鉢が完成した。手がけたのは、富山県滑川市にある石材店『石乃濱田』。同社の4代目で石材加工一級技能士の濱田佳宏さんは「弊社は墓石などがメインで、キッチン商品の開発をしたことはなかったのですが、ある商品開発事業に石材店として参加したことが地元を見つめ直すきっかけになりました。滑川市は富山湾に面していてホタルイカが多く水揚げされるまちとして知られています。干したものを炙って食べるとおいしいので、石をくりぬいてキャンドルの炎で炙る本格的な鉢を考案しました」と話す。

ライターの火で炙ると火力が強くホタルイカが焦げやすいが、この炙り鉢で約10秒間炙ると炎との距離感がほどよく、ホタルイカの旨みが増す設計だ。石の特性である遠赤外線効果を加え、長時間温めることも可能になっている。「こもれ出る石灯りを楽しむこともできます。改めて石をじっくり見る機会にしてもらえたらうれしいです」。

\ここがオススメ/
ホタルイカ以外の具材も炙ってみて!

もちろん、ほかの具材を炙ることもできる。ぜひチーズ、かまぼこ、魚の干物などを試してみよう。どれも香ばしくなっておいしい。

石の炙り鉢
干したホタルイカなどを炙る鉢。衛生面に優れツヤ持ちがよい石材である御影石を使用している。本体に金網1枚とキャンドル1個が付いている。Sサイズは3色展開、Mサイズは黒のみ。蓋皿を別途販売している。オンラインショップのほか、セレクトショップ『コトモノミチ』で販売中。●Sサイズ(赤、黄)/1万260円、Sサイズ(黒)/1万1880円、Mサイズ/1万7280円(石乃濱田 www.ishinohamada.com

石の炙り鉢

photographs by Jiro Matsushita
text by Yoshino Kokubo

本記事は雑誌ソトコト2018年7月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。