3年で東京に戻ってきた。新婚さんが北海道移住に失敗した理由とは?
2021.01.24 UP

3年で東京に戻ってきた。新婚さんが北海道移住に失敗した理由とは?

PEOPLE

理由①:仕事を選べず給料減少

夫の仕事は市役所や現地ハローワークに相談して移住前に決めた。資格があったので介護職限定で探していたので、限られた事業所の中から選択。給与面が減収したため、移住後1年経っても思ったほどゆとりのある生活を送れていないと感じた。私自身は夫の扶養範囲で近所で接客のアルバイトをしていた。

理由②:車2台ないと厳しい現実

公共交通機関が、都会に比べて乏しい中、移住してから購入した車は1台。そのため、自転車か歩いて通える場所でアルバイトを決めた。特に冬は車がないと、移動範囲が限られるので、買い物は週末にまとめるかオンラインを利用。

車
※イメージ画像です

理由③:地元の人との交流が不得意だった

田舎では地域の結びつきが深いところが多く、地区会館での集会や地域活動への参加要請もそれなりにあった。若い移住者は特に歓迎される反面、プライベートな部分への質問も多く交流の仕方が難しく感じた。その土地ならではの風習や文化を積極的に知ろうとしなかったことで、最初は優しかった近所の方の態度が変化したことも……。住んだ地区では1月1日に新年会があり、参加できないことを伝えるのが心苦しかった。

理由④:家選びの失敗

全国の自治体によっては移住者を対象に、ある一定条件のもとで住居を紹介してくれるサービスもあるが、私たちは家賃重視で探したため、地元の不動産屋さんとメールのやりとりを中心に決めた。東京では叶わなかった猫と暮らす一軒家に憧れて築40年の借家を選択。現地を訪れた時は初秋だったので寒さに気づけず、生活をしてから冬の寒さを体感した。

猫
暖房から離れないのは猫も一緒 ※イメージ画像です

今となれば気がつきそうな話ですが、当時は見た目や広さを優先した結果。冬は2階は寒くて使わず、ほとんど1階のリビングで過ごしていたので居住スペースは東京での暮らしと変わりませんでした!

家
古い家の雰囲気が気に入っていたが寒い…… ※イメージ画像です

理由⑤:生活費が都会と大差ない

移住前は家賃や食費が安く済み、経済的負担が軽くなると考えていた。しかし、自動車の維持費、冬の光熱費が予想より多く、経済的ゆとりは無くなってしまった。関東への飛行機移動も含めると、東京で生活していた時の方が出費は少なかった。

理由⑥:ペットの医療機関が遠い

田舎でも地方都市はペットの医療機関が充実しているところが多いが、当時自分たちが住んでいた地域ではペットの医療機関の数が少ないという問題もあった。
自分たちの場合、動物病院が近くになくて、猫が体調を崩したときの病院選びと通院が大変でした。

猫
動物は家族ですから ※イメージ画像です

理由⑦:雪かきの大変さ

雪かき
雪って重いのね ※イメージ画像です

雪かきは大変だよと、事前には聞いていましたが、実際のイメージは付いていなかった。家の前の道路までは除雪が来るが、道路の除雪で跳ねられた雪が山になり、タイヤが埋まって車が出せないという事態がたびたび。通年をどう過ごすかのイメージも住む地域によっては下調べしておくことが重要ですかね。

私たちの課題はこんな感じでしたが、他にもお子さんがいる場合は学校見学や近くにどんな習い事ができる場所があるかなど教育環境も十分にリサーチすることをオススメします。
このような課題を抱えながら、一生暮らしていけるか、改めて考えた結果、ちこさんの妊娠をきっかけに親族のいる東京へ戻ってくる決断に至ったという。「田舎のイメージが好きでも、そこで暮らすとなるとライフスタイルに合うかという部分が大事です。移住者向けの体験住宅で何日か過ごしてみるのも大事だと思います。」

text by Sachi Tsukagoshi

写真ACをイメージ画像として使用しております。

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