「油揚げ・がんもどき」好きの地域は?消費トップは、55年以上連続1位のまち!
2021.01.29 UP

「油揚げ・がんもどき」好きの地域は?消費トップは、55年以上連続1位のまち!

LOCAL

料理に入れると煮汁や出汁をたっぷり含み、とってもジューシーでおいしい、油揚げとがんもどき。お味噌汁や煮物に入れたり、酢飯を詰めていなりずしにしたり、日本人には馴染み深い食材のひとつですよね。
今回は消費金額ランキングとあわせて、各地で愛される油揚げ料理を調べてみました!

消費金額ランキング、結果はこちら!

味噌汁

第1位 福井市(5,515円)
第2位 京都市(4,696円)
第3位 金沢市(4,464円)

(参考:総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2017年~2019年平均)」より)

不動の1位、福井市!

 第1位は福井市でした! ちなみに全国平均は2,961円。福井市は平均より2,500円以上も多く購入しているという結果になりました。これは2017年〜2019年の統計データを平均したランキングですが、各年別の消費金額ランキングで見ても、福井市が不動の日本一を誇っています。

 しかも、ここで言う“不動の”とは、その言葉通り“調査開始以来ずっと”ということ。昨年2月の福井県が発表した報道資料によると、家計調査が開始された昭和38年以来、連続で1位を獲得し続けているそうです! つまり55年以上もの間、不動の日本一ということになりますから、驚きです。

福井の油揚げは、厚揚げが一般的。

 そんなふうに福井で油揚げが日常的に食べられるようになったのは、浄土真宗の信仰が盛んだったからと言われています。精進料理のなかでは、貴重なタンパク源として、油揚げを含む大豆製品が食べられていました。

福井の油揚げ
ふっくらジューシー、福井の油揚げ。(写真提供:公益社団法人福井県観光連盟)

 福井の油揚げといえば、全国的に一般的な“薄揚げ”ではなく、分厚い“厚揚げ”を指します。それも、豆腐の外側を揚げたような一般的な厚揚げではなく、油揚げの中身がさらにしっかりと詰まったような感じです。形も長方形ではなく、福井では正方形のほうが一般的のようです。

 食べごたえのある福井の油揚げは、外側をカリッと焼き、大根おろしやネギなどお好みの薬味を添えて、醤油で食べるのが定番なのだとか。そのままでもふっくらジューシーな油揚げだからこその一品と言えそうです。

油揚げ

 このほかにも油揚げを使った伝承料理として、油揚げとお米を一緒に炊いた「油揚げごはん」や、まるごと煮物にした「油揚げの丸煮」などが福井県のホームページで紹介されていました。

 また、お正月などによく食べられる「なます」も、福井市では油揚げを入れて作る地域もあるようです。意外な組み合わせのように感じますが、油の甘みも出ておいしそう。気になる方は、ぜひおうちで試してみては。

文:Miho Aizaki

  • 1/2