ハンドメイドガラスの「起き上がり小法師」が新発売 南相馬在住ガラス職人の想いが形に
2021.03.11 UP

ハンドメイドガラスの「起き上がり小法師」が新発売 南相馬在住ガラス職人の想いが形に

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小高ワーカーズベース(福島県南相馬市小高区)が運営するハンドメイドガラス工房「アトリエiriser-イリゼ-」が、福島県会津地方に伝わる「起き上がり小法師」をモチーフにしたハンドメイドガラス雑貨の新商品「KOKORO-心-」の販売を3月5日から受注生産で開始しました。

 

若者にとって魅力的な仕事の場「アトリエiriser-イリゼ-」

東日本大震災に伴う福島第一原発事故により避難指示区域となってしまった南相馬市小高区で、さまざまなスモールビジネスを創出し、それらが躍動する持続可能な地域に生まれ変わることを目指す小高ワーカーズベース。

若者が「やってみたい」と思える魅力的な仕事をつくることを目的に2015年8月、「アトリエiriser-イリゼ-」を設立し、耐熱ガラスメーカーHARIO社が職人技術継承のために立ち上げたガラスアクセサリーブランド『HARIOランプワークファクトリー』の生産拠点のひとつとして、地元の女性たちが未経験からガラス職人としての技術を習得。職人たちの想いをダイレクトに届けるハンドメイドガラスブランド『iriser-イリゼ-』を2019年3月にリリースしました。

『iriser-イリゼ-』とは、フランス語で「虹色にする」「虹色に輝く」という意味で、商品を手にした人とそれを生み出す職人双方の暮らしに彩りが加わり、輝けるようなブランドを目指しています。

ハンドメイドガラス工房『アトリエiriser-イリゼ-』
ハンドメイドガラス工房『アトリエiriser-イリゼ-』

職人の「強い心」が形に

福島県会津地方に伝わる伝統工芸「起き上がり小法師」をモチーフにした転がり立ち上がるハンドメイドガラス雑貨『KOKORO-心-』は、地域の女性が未経験からガラス職人としての技術を学び作品を制作する中、ずっと作れるようになりたいと望んでいたといいます。

2年越しに商品化となり、何度も失敗しながらも諦めず技術を磨いてきたガラス職人の「強い心」から、商品名を『KOKORO-心-』と名付けました。

ハンドメイドガラス雑貨『KOKORO-心-』
ハンドメイドガラス雑貨『KOKORO-心-』

“心がいっぱいになってしまいそうなとき。そっと触れると転がり立ち上がる、その姿を眺めるだけで、心が少しホッとします”という起き上がり小法師。その透明で繊細なガラス細工にさらに心が洗われる気がします。自分用だけでなく、新たな生活を迎える人へエールを込めた贈り物としてもいかがでしょうか。

■ハンドメイドガラスブランド『iriser-イリゼ-』 ホームページ

文|土田真樹子