柿の種がごはんのお供に?!米を米で食べる、新感覚調味料「柿の種のオイル漬け」をお取り寄せ
2021.03.26 UP

柿の種がごはんのお供に?!米を米で食べる、新感覚調味料「柿の種のオイル漬け」をお取り寄せ

FOOD

 ごはんのお供に、柿の種。……何を言ってるの?と思われるかもしれませんが、実はこれが絶品なのです。SNSでも話題、新潟土産の新定番になりつつある「柿の種のオイル漬け」をお取り寄せ。この斬新なアイデアは一体どうやって生まれたのか? 製造元である、阿部幸製菓株式会社の白井さんにお話を伺いました!

「柿の種」がごはんのお供になる?

 「柿の種」とはもちろんあの「柿の種」です。辛味の効いた醤油味が特徴的な、三日月のように細長い、定番のあられ菓子。もちろん、そのままごはんのお供にするわけではありません。その噂の商品とは、こちら。

柿の種のオイル漬け
「柿の種のオイル漬け」だし醤油仕立て(左)、にんにくラー油(右)。各864円(税込)。

 その名も「柿の種のオイル漬け」。みなさん、これだけ見ても「本当においしいの?」と思うかもしれません。私も初めて見たときは、「そのまま食べたほうがおいしいんじゃ……?」などと思っていました。

 しかし、発売開始直後からSNSやメディアなどで目にするたび、大絶賛されています。今では、新潟土産として現地で購入していく人や、都内のアンテナショップなどでも人気商品になっているということで、今回、満を持して「にんにくラー油」と「だし醤油仕立て」の2種類を実食してみました。

柿の種のオイル漬け_にんにくラー油
「柿の種オイル漬け」にんにくラー油。

「柿の種のオイル漬け」いざ実食。

 改めてじっくり見てみると、瓶の中は2層にわかれています。具材が細かく砕かれた下層と、その上に乗せられた原型のままの柿の種。それぞれ、全体は特製のオイルに漬かっています。柿の種のカリカリ、サクサクの食感は一体どうなっちゃうの?と気になるところ。

 というわけで早速ですが、とにかく食べてみましょう。まずは「にんにくラー油」から。

 新品のフタをひねり「ポンッ」と開けた瞬間に、にんにくとラー油のいい香り。その香りだけでも食欲がそそられます。見かけは食べるラー油のような感じですが、柿の種が入っていることで一抹の不安を感じてしまう自分もいます。

柿の種のオイル漬け_にんにくラー油
赤い、にんにくラー油。瓶を振るとカラカラと音がする。

 食べる前に、まずは2層にわかれた瓶の中をザクザクと下から掘り起こすように混ぜていきます。ある程度混ざったところで、まずはそのまま食べてみることに。下層の細かな具材たちと、上層の柿の種をバランス良くスプーンで取り、一口。

 カリカリ、ザクザク。なんと柿の種の軽やかな食感は残っていました! その食感に驚くと同時に、口の中にはにんにくの香りとラー油の辛味、旨味が広がります。飲み込んだあともにんにくが後を引き、すぐにもう一口、そしてまた一口、とどんどん進んでしまう。これだけでもお酒が進みそう。この時点で中毒性の高さを感じます。

ごはん×にんにくラー油
炊きたてのごはんの上へ。

 そしてごはんの上にも乗せて、また一口。うん、すごくおいしい。

 お米の甘みと合わさって、そのまま食べるよりも少しマイルドな味わい。温かい湯気がにんにくラー油の香りをふわっと広げ、旨味もより際立ちます。ふわふわの炊きたてごはんと、オイル漬けのザクザク食感も絶妙。これ、本当に止まらないおいしさです。ただ、にんにく感が強めなので(それがおいしい)、人に会う前は食べすぎに要注意! 1日を終えたあとの夜ごはんなら、思いっきり食べられそう。

 続いて、もう一方の「だし醤油仕立て」はどうでしょうか。

柿の種のオイル漬け_だし醤油仕立て
黒い、だし醤油。見た目も渋いです。

 フタを開けた瞬間にガツンと香った「にんにくラー油」とは一転、お出汁とピーナッツの香ばしい落ち着いた香りです。味も、先ほどの「にんにくラー油」にくらべるとかなり優しい味わい。醤油の中にかつおだしがしっかりと効いていて、奥深い和風味に仕上がっています。砕いたピーナッツの香ばしい香りと食感もアクセントになっていて、ふと、いつの間にかごはんが進んでいることに気づきます。

柿の種のオイル漬け_だし醤油仕立て
中身はこんな感じ。「にんにくラー油」とは少し食感も違います。

 「にんにくラー油」のほうが中毒性は高いものの、「だし醤油仕立て」は和食らしく誰もが馴染みやすい味わいで、大人から子どもまでみんなで楽しめます(柿の種の辛味は少し残っているので、小さなお子さまは少しずつ食べてみてくださいね)。しかもこちらはにんにく不使用なので、人に会う約束があっても食べすぎOK! 安心です。

どうやって生まれたの?

 ……と、ここまで実際に食べてみて、そのおいしさ、魅力はよくわかりました。どちらも止まらないおいしさです。味はもちろん、食べた瞬間の柿の種の食感には特に感動しました。

 しかし、この斬新なアイデアはどのように生まれたのか? そして、オイルのなかで柿の種が湿気らないのはなぜなのか? 気になることがたくさん出てきます。そこで、製造元の阿部幸製菓さんにお話を伺いました。

阿部幸製菓の商品たち
阿部幸製菓株式会社では、ほかにも柿の種やレトルトカレー、スープなどを製造している。(写真提供:阿部幸製菓株式会社)

文:Miho Aizaki
写真提供:阿部幸製菓株式会社、Miho Aizaki

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