本物の味を宇和島から。『はるちゃん天ぷら』のじゃこ天 ーSUSTAINABLE DESIGN
2019.09.21 UP

本物の味を宇和島から。『はるちゃん天ぷら』のじゃこ天 ーSUSTAINABLE DESIGN

FOOD

 「出来立てが一番」と、揚げ立てのじゃこ天を勧めてくれたのは、“はるちゃん”こと、代表の山本ハルミさん。愛媛県宇和島市吉田町の漁港で、水産関係の仕事に携わる女性たち5人が「食べきれない魚をどうにかして活かしたい」と、2004年からじゃこ天を手作りして販売している。材料はハランボ(ホタルジャコ)という魚と、塩やみりんなどの調味料だけで、添加物は一切なし。ふっくらとして、やわらかな食感だ。「うちではつなぎにイカを入れて、デンプンは使わないから、冷めても硬くならないの。割合は秘密。季節によって魚の粘りが変わってくるから、それに合わせてイカの量を変えているの」。

 昨年7月の西日本豪雨で、海辺近くにある工場が浸水して製氷機や撹拌機などが故障。災害から約2か月後に操業を再開でき、最新技術を取り入れて冷凍しても味が落ちない新商品の販売もスタートさせた。本物のおいしさを知ってもらいたいと、小さな魚をさばく手を今日も動かしている。

『はるちゃん天ぷら』
住所:愛媛県宇和島市吉田町奥浦乙296-1
※工場で直売のほか市内産直でも取り扱いあり。全国発送も可
tel.&fax.0895-54-0263 (電話受け付け:火〜土曜・9:00〜16:00)

記事は雑誌ソトコト2019年8月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

photograph & text by Mari Kubota

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