【漢字クイズ】「琴線」①ことせん②きんせん どちらが正しい読み方でしょう?
2021.04.29 UP

【漢字クイズ】「琴線」①ことせん②きんせん どちらが正しい読み方でしょう?

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「琴線」、なんと読む?

「彼女の琴線に触れる」
「あの人の琴線に触れた」
などといった使い方をする琴線、正しい読み方は

①ことせん
②きんせん

どちらでしょうか?

 
写真提供:写真AC

正解:②きんせん

正解は「きんせん」です。琴(こと)という楽器があることから「ことせん」と間違えてしまう人も多いのではないでしょうか。琴は弦(糸)に触れることで音がでます。そのことから物事への心を動かす感動や、共鳴しやすい心情を、琴の弦(糸)に触れて、弦(糸)が震えながら音が鳴ることに喩えたのだそう。

琴線をマイナスイメージで使用するのは誤用。平成19年に出した文化庁のHPでは、琴線に触れるの意味の意味に対し、37.8%の人が正しい意味を答えているものの、35.6%の人が「怒りを買ってしまうこと」と、正解と同じくらいの割合で間違った覚え方をしている結果に。本来の意味は「感動や共鳴を与えること」ですので、感動や共鳴を感じたときに使用しましょう。

琴線に触れる

 (ア) 怒りを買ってしまうこと35.6%

 (イ) 感動や共鳴を与えること37.8%

 (ア)と(イ)の両方 1.4%

 (ア),(イ)とは全く別の意味 0.6%

 分からない24.6%

引用元:文化庁(平成19年度「国語に関する世論調査」の結果について)

「琴線」の類義語には「感銘」「感動」といった言葉があります。また琴線=感動や共鳴を与えることの意味から「胸を揺さぶられる」や、「心に響く」などといった使い方も。

今回は、「琴線」についてご紹介しました。琴に触れる機会は少なくなってきているものの、琴の奏でる美しい響きを想像して正しく理解して使っていきたいですね。

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