harukami [cobble]
2019.03.20 UP

手から生まれる自然美。 ー 手漉き越前和紙の小物入れ。

LOCAL

今回の紹介アイテム harukami [cobble]

 このアイテム、何だと思いますか? 正解は、和紙でできた小物入れ。しかも、福井県越前市で約1500年もの長い歴史を持つ、手漉きの越前和紙でできている。
工芸品の産地とデザイナーをマッチングし、現代のライフスタイルに合った新しい伝統的工芸品を生み出すプロジェクト「NEW DENSAN PROJECT」をきっかけに誕生した、越前和紙のつくり手である『やなせ和紙』の柳瀬晴夫さんとデザイナーの松山祥樹さんとのコラボ商品「harukami [cobble]」だ。
 柳瀬さんはふすま紙を中心に製造してきたが、需要が激減していて、プロジェクトに参加した。「丸い形の箱をつくるのにはじめは苦心しましたが、フタがぴったりとはまるようにつくることができました。和紙はいろいろな表現ができる素材で、伸びしろがあると感じています」と話す。使うたび、和紙の質感の美しさや丈夫さのほかに、“ものを大切にしまっている”うれしさも感じられる。日常使いもできるが、大事なものの保管にもオススメだ。

手漉き和紙の製造を行う『やなせ和紙』

手漉き和紙の製造を行う『やなせ和紙』の、越前和紙による小物入れ。石のように自然な丸みを持った形が暮らしの空間に馴染む。サイズはS・M・L・ELが、色はLight Gray・Gray・Dark Gray・Brownの4色がある。オンラインショップのほか、ワタリウム美術館のミュージアムショップ『ON SUNDAYS』などで販売中。●3240円〜(やなせ和紙 http://washicco.jp

\ここがオススメ/
和紙の丈夫さをあらためて実感したい。

二人の職人が息を合わせ交互に汲み上げて漉く越前和紙は丈夫で、さまざまなものを入れられる。同社は予約制で手漉き見学を受け付け中。

photographs by Jiro Matsushita
text by Yoshino Kokubo

本記事は雑誌ソトコト2019年1月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。