DuckRe:ng
2019.03.20 UP

“白鳥”を探して。 ー ガラス製のごみをアップサイクルしたアクセサリー。

LOCAL

今回の紹介アイテム DuckRe:ng

 滋賀県・琵琶湖畔で、豊かな水と風、光を受け止めていた“ある素材”から、ピアスやイヤリング、ブローチという美しいアクセサリーが誕生した。
ブランド名は「DuckRe:ng(ダックリング)」。あひるの子(Duckling)が白鳥になる物語「みにくいあひるの子」から命名された。ということは……? 「琵琶湖畔に捨てられていたガラス製のごみを拾い、アップサイクルしたアイテムなんです」。そう話すのはデザイナーであり京都造形芸術大学の非常勤教員である岡本正人さん。
 きっかけは、京都の山で捨てられていたガラス瓶を見つけたこと。「これを何かに使えないか」と拾い、加工したら、美しい姿に生まれ変わったのだ。その後、地元の大好きな琵琶湖畔で活動を開始した。「身の回りにある、見過ごされているものには魅力がひそんでいると思います。そういうものを取り上げたい。それがこれからの時代に必要だと感じて、ものづくりをしています」。

ガラス製のごみをアップサイクルした、一品物のアクセサリー

琵琶湖畔に落ちていたガラス製のごみをアップサイクルした、一品物のアクセサリー。拾った後、洗浄して選別し、使えるものをバーナーで加工している。溶けて丸くなっているので、陶器のような質感と透明感がある。岡本さんは「“白鳥”を見つけていきたい」という思いを込めて活動を開始し、2018年9月にリリースした。オンラインショップで販売中。●2000円~(DuckRe:ng www.duckreng.com

\ここがオススメ/ 
みにくいあひるの子と景色を想像してみよう。

箱の底面には拾った瓶の種類、その色、日付、場所、天気が記されている。パンフレットからもその景色が想像できるようになっている。

photographs by Jiro Matsushita
text by Yoshino Kokubo

本記事は雑誌ソトコト2019年1月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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