“心のマグマ”が動き出す!鹿児島が、また訪れたい場所になりました。
2019.12.16 UP

“心のマグマ”が動き出す!鹿児島が、また訪れたい場所になりました。

LOCAL

雄大な桜島の景色が広がる、鹿児島県鹿児島市。
このまちと首都圏をつなぐ「かごコトアカデミー」で、まちを楽しむおおらかで魅力的な方々と出会い、心のマグマが動き出した受講生たち。
その様子をお届けします!

大勢の人に出会い、つながりが生まれた。

 九州南部の中核都市・鹿児島県鹿児島市。この地と首都圏をつなぐ「かごコトアカデミー」は、首都圏在住者が鹿児島市のまちや人を知り、つながりを作る中で、鹿児島市のことを自分ごとと捉えて関わり方を探っていく講座である。距離を超えたつながりが育まれることも特徴だ。

 受講生は、鹿児島を一度も訪れたことがない者からUターンのきっかけを探す出身者まで、さまざまだ。ある受講生はいきつけのバーで本アカデミーの存在を知ったという。募集チラシに描かれた鹿児島市のロゴ「マグマシティ」を目にし、「鹿児島市にはなにか東京とは異なる熱量があるのでは」とピンときて受講を決めた。

鹿児島市のロゴ「マグマシティ」。市民と域外の人が交わる様子をイメージ。
鹿児島市のロゴ「マグマシティ」。市民と域外の人が交わる様子をイメージ。

 東京で開催された2回の座学で関わり方を模索した受講生たち。11月、彼らは高揚感にあふれた表情で、3日間の現地実習に訪れた。いわゆる観光地巡りではない、「人とつながること」が目的のこの実習では、11名のまちのキーパーソンらが、受講生を迎えた。さびれる地元を見かねてUターンした人、桜島に惚れ込み移住した人、薩摩藩の郷中教育の理念を今に実践する人など、きっかけや方法は異なるものの、それぞれがまちに誇りと愛着を持ち活動している。

週1回、屋外で新聞を読む地域行事「おはようバカンス」。
週1回、屋外で新聞を読む地域行事「おはようバカンス」。

 まさにマグマのような熱量ある地元の方々と出会い、受講生の目の色が真剣味を帯びてくる。熱のこもった質問に、丁寧に答える鹿児島の方々。互いの距離がぐんぐんと縮まっていく。

鹿児島内外の立場から意見を交わし合う。
鹿児島内外の立場から意見を交わし合う。
メンターの永山さん。受講生にとって兄貴分のような存在だ。
メンターの永山さん。受講生にとって兄貴分のような存在だ。

 また、鹿児島市民など総勢130人が「まちを楽しむプラン」を企画するワークショップ「PLAY CITY! DAYS」のメンバーとの交流会も行われた。鹿児島内外の視点が交わり、初対面同士とは思えないほどにぎやかに、鹿児島の魅力やポテンシャルを語り合う。最後は会場全体が笑顔に包まれ、それぞれが再会を誓った。

「PLAY CITY! DAYS」メンバーから、まちを楽しむプランのプレゼンが行われる。
「PLAY CITY! DAYS」メンバーから、まちを楽しむプランのプレゼンが行われる。

 充実の3日間を振り返り、受講生は「また会いたいと思える人ができた」「長くきちんと関わっていきたいと感じた」と口々に語った。実習をコーディネートした本アカデミーメンターの永山由高さんからは「鹿児島でつながった人たちと、“おかえり”と言い合える仲間になれれば」と温かいコメントが寄せられた。

 おおらかで、ときに熱い鹿児島の人々と接し、“心のマグマ”が動き出した受講生たち。これから自分なりの鹿児島との関わり方を追求していく。彼らが再び鹿児島を訪れる日はそう遠くないだろう。

「PLAY CITY! DAYS」メンバーと「かごコトアカデミー」受講生、そして鹿児島のキーパーソンが一堂に会した。これから一緒に鹿児島を盛り上げていく仲間たちだ。
「PLAY CITY! DAYS」メンバーと「かごコトアカデミー」受講生、そして鹿児島のキーパーソンが一堂に会した。これから一緒に鹿児島を盛り上げていく仲間たちだ。

 

記事は雑誌ソトコト2020年1月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

photographs by Shinichi Takamatsu
text by SOTOKOTO