パッケージが「ずっと気になってた」を生み出す!
2019.12.18 UP

連載 | KAWAIIは地方を救う♥ | 29 パッケージが「ずっと気になってた」を生み出す!

WORK

 こんにちは! 『ハピキラFACTORY』の正能茉優です。この連載では、女性に流行りのモノ・コトが「女性のココロをつかむ理由」を分析して、地方創生に活かせないものかと検討中……♡

 今月は先月『日経トレンディ』から発表された「2017年ヒット商品ベスト30」にランクインした、「明治 ザ・チョコレート」を例に、イマドキ女子の「ずっと気になってた」という商品への興味を生み出す秘訣を考えたいと思います!

 厳選したカカオ豆をこだわりの工程で加工したことで話題になった「明治 ザ・チョコレート」。おしゃれなパッケージも女性ウケ抜群で、通常の板チョコに比べると倍以上する高価格帯の商品にもかかわらず、予定していた販売計画の2倍を超える売り上げを見せています。

 販売当初からあった、消費者の「おいしい」「かわいい」といった拡散以上に、最近SNS上で盛り上がっているのが、このチョコレートを「作品」として投稿するスタイル。どうしてこの商品は、女性たちの「製作欲・発表欲」をつくり出すことができたのでしょうか。

GoogleやInstagramには渾身の作品がたくさん!ぜひご覧ください。
GoogleやInstagramには渾身の作品がたくさん!ぜひご覧ください。

 その理由の一つは、女性たちが商品パッケージを発信したくなる仕掛けがあったから。この「ザ・チョコレート」のパッケージ、実は1000円札がぴったり入るらしく、それを発見した人のツイートをきっかけに、お財布やスマホケースとして使われたり、パッケージの余白にイラストを描いて「作品」としてシェアする人が続出。その結果、チョコレートに興味がなかった人までもが、注目する商品になりました。ちょっと加工したくなる、そして発信したくなるパッケージだからこそ、それを楽しんでいる人が自然と発信してくれているのです。

ザチョコレート

 地方自治体の皆様、「つい加工・発信したくなる」パッケージを考えてみませんか? パッケージが自走する仕掛けをつくることができれば、莫大な広告予算をかけずとも、商品の認知は自然と高まり、「ずっと気になってた」を生み出すことができるはず! ヒット商品の秘訣は、そんなところにもあるのかもしれません。

今月のIGPを「地方創生」に活かすなら……?

吹き出し付き! 大喜利パッケージ 

 吹き出しのついた面白いイラストのパッケージに、一言だけ書いてシェア!

ハピキラ’S EYE!

馬肉の焼肉

 お仕事で行った熊本県で「馬肉の焼肉」をいただきました! 県内の人にとっては珍しい食べ方ではないらしいのですが、馬肉といえば「馬刺し」くらいしか食べたことのない私はびっくり。「知ってる素材×これまでにない食べ方」は、知ってるのに新鮮で楽しい!

ハピキラ’S WORK!

「市町村を舞台に、働く」という選択もあり!

日本女子大学の授業「生涯学習概論」

 日本女子大学の授業「生涯学習概論」にて、「まちを舞台に、働くこと」について、お話しさせていただきました! 卒業後の就職を考えると、大学や実家近くの企業に入ったり、公務員になったりする人が多い今の学生さんたちですが、「市町村で仕事をつくる」という新しい選択肢も広がっていったらいいな。興味を持ってくれる学生さんが実際に多かったことには、私もびっくりでした! 応援してくださる皆様に感謝の気持ちを忘れず、今月もハッピーに頑張ります♡

IGP……ハピキラによる「イマドキ女子が(I)グッとくる(G)ポイント(P)」を略した造語。

記事は雑誌ソトコト2018年1月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

photographs & text by HAPIKIRA FACTORY

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ハピキラFACTORY

はぴきら・ふぁくとりー♥地方にある魅力的な商材をかわいくプロデュースし、販売・発信していくことで、女の子たちが地方に興味を持つきっかけをつくろう、と日本全国を飛び回って活動中。大学生だった2012年に起業し、現在、正能茉優(しょうのう・まゆ)は『ソニー』、山本峰華(やまもと・みか)は『リクルートキャリア』と兼業しながら、「やりたいことは全部やる」という、女の子の新しい働き方を実践している。「地方×女の子」ビジネスの第一人者。地方創生ガール。