「スナック型コミュニケーション」とは!?
2020.01.04 UP

連載 | KAWAIIは地方を救う♥ | 34 「スナック型コミュニケーション」とは!?

SUSTAINABILITY

 こんにちは! 『ハピキラFACTORY』の正能茉優です。この連載では、女性に流行りのモノ・コトが「女性のココロをつかむ理由」を分析して、地方創生に活かせないものかと検討中……♡

 今月は、昨今、ミレニアル世代の一部で再流行している飲酒店「スナック」について、考えたいと思います。

 「スナック」とは、「ママ」と呼ばれるオーナーがカウンター越しに接客する飲酒店のこと。昭和40年代から幅広い層に親しまれ、その数は全国に約10万軒(コンビニの2倍!)もあると言われています。カラオケの流行とともに店舗数は増え続ける一方でしたが、最近では新しい世代の客がなかなか増えないこともあり、元気のない業界とも言われてきました。

飲み終わった後も、ゆるりとワイワイ。この数分で「もう一軒行こうか」と盛り上がり、締めのラーメンに行くことも多い。ゆるく飲めるからラクなのに楽しい。
飲み終わった後も、ゆるりとワイワイ。この数分で「もう一軒行こうか」と盛り上がり、締めのラーメンに行くことも多い。ゆるく飲めるからラクなのに楽しい。

 しかし最近、ミレニアル世代の中にもスナックに行く人が増え始めています。なぜ、いま、一見古いスナックがミレニアル世代を中心に再流行しているのか。それは私たちが「スナック型コミュニケーション」を求めているから。スナックは、店の責任者である「ママ」を中心に、一緒に行った仲間やお店にいる“はじめまして”の人ともフラットに楽しめることが大きな特徴です。誰かと集中して語るわけではなく、自分が一生懸命話すわけでもなく、「自分以外の誰かを中心に、その場のみんなで楽しむ」という「スナック型コミュニケーション」は、「気楽なのに、新しいコミュニケーションを楽しめる」究極の形なのです。会社の人や友人など、いつも同じメンバーで飲んでいると、正直、新しい楽しさは生まれません。そんなメンバーで行っても新しい楽しさをみんなで味わうことができる。この魅力に気がついた若者たちが今、スナックでお酒を飲んでいます。

飲み終わった後も、ゆるりとワイワイ。この数分で「もう一軒行こうか」と盛り上がり、締めのラーメンに行くことも多い。ゆるく飲めるからラクなのに楽しい。

 地方自治体の皆様、「スナック型コミュニケーション」ができる場として、地方のスナックをもう一度考えてみませんか。カラオケをし、ママと話すことは、彼らにとって目的ではありませんが、いつものメンバーで新しい楽しさを求める若者たちが、地方の寂れたスナックに集まる日も、そう遠くはないかもしれません。

今月のIGPを「地方創生」に活かすなら……?

スナックで合コン!?

 「ママ」を中心に、初対面の人同士が交流できる、気軽さや楽しさは、合コンにピッタリだと思います。

ハピキラ’S EYE!

『I LOVE SUSHI』

 近所のお寿司屋さんで見つけた『I LOVE SUSHI』。佐賀県の日本酒です。お酒に詳しくない私も「お寿司に合う日本酒→かわいい→佐賀県のお酒なんだ!」と、前向きに佐賀県の日本酒を知ることができました。「かわいい×シーンの設定」という組み合わせは最強かも。

ハピキラ’S WORK!

企業メンバーと一緒に、商品企画&販路開拓!

『石井食品』

 ミートボールで有名な『石井食品』の皆さんと、商品開発・販路開拓をテーマに研修プログラムをさせていただいています! これまでハピキラでは“コンサルティング”という形で「売れるものづくり」を目指してきましたが、実はその考え方を伝えたほうが、より多くの素敵な商品につながるのでは?と思い、今年度から“企業研修”という形を始めてみることにしました。応援してくださる皆様に感謝の気持ちを忘れず、今月もハッピーに頑張ります♡

IGP……ハピキラによる「イマドキ女子が(I)グッとくる(G)ポイント(P)」を略した造語。

記事は雑誌ソトコト2018年6月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

photographs & text by HAPIKIRA FACTORY

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ハピキラFACTORY

はぴきら・ふぁくとりー♥地方にある魅力的な商材をかわいくプロデュースし、販売・発信していくことで、女の子たちが地方に興味を持つきっかけをつくろう、と日本全国を飛び回って活動中。大学生だった2012年に起業し、現在、正能茉優(しょうのう・まゆ)は『ソニー』、山本峰華(やまもと・みか)は『リクルートキャリア』と兼業しながら、「やりたいことは全部やる」という、女の子の新しい働き方を実践している。「地方×女の子」ビジネスの第一人者。地方創生ガール。