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東海道本線が「名古屋 ‐ 草津間」で“中山道沿い”を通っているのはなぜ?
日本の大動脈として多くの列車が毎日行き交う東海道本線。「東海道」という名前が付いているのですが、滋賀の草津から岐阜、名古屋の熱田に至る区間は旧五街道の東海道と離れて中山道や美濃路を通っています。東海道建設の歴史を紐解くと、明治政府は元々中山道ルートに東京と京都を結ぶ鉄道の建設を計画していたそうですが、それが逆転し、東海道のルートが誕生したようです。では、なぜ岐阜を中心としたエリアだけが中山道沿いのままのルートが採用されたでしょうか。その謎を探ってみたいと思います。
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【岐阜市・長良川】 江戸時代から続く「小紅の渡し」約1分の優雅な乗船を体験してみた。
岐阜市の中央を東西に流れる長良川には昭和初期まで12か所の渡しがありました。現在は地元の人でさえその存在を知る人が少なくなりましたが、唯一「小紅の渡し」という渡船場が現存しています。利用客は1日10人弱で、物珍しさで乗船する観光客や散歩ついでの方がほとんどですが、観光船ではなく、あくまで県道173号(文殊茶屋新田線)の一部として“無料”で運行されているところに、地域固有の営みを残そうとするまちの思いを垣間見ることができます。今回は、そんな「小紅の渡し」の魅力をご紹介します。
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大垣名物「水まんじゅう」なぜこんなに美味しい!? その秘密に迫る
夏に大垣駅前にある和菓子屋を訪れると、おちょこに入った水まんじゅうが店先の水槽の中で冷やされている光景を目にします。大垣の夏の銘菓としてすっかり定着している水まんじゅうですが、なぜここまで多くの人に支持されるのでしょうか。他の地域の水まんじゅうとは何が違うのかを探ってみることにしました。今回は、寛政十年(1798年)創業で、古くから大垣の良質な地下水にこだわった和菓子作りを続ける金蝶園総本家さんにお話しを伺いました。
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岐阜の名物!鮎のつかみどりと直売店が始めた「冷凍鮎」自販機【ローカル自販機②】
岐阜県瑞穂市にある鮎の養殖業を営む「高田水産」。養殖鮎の直売のほか、夏季シーズンは鮎のつかみ取りやコース料理を楽しめる屋外スペースも開放され、たくさんの親子連れでにぎわう施設となっています。そんなお店に2022年春に誕生したのが「冷凍鮎」の自販機! お店で育てた鮎を新鮮なまま冷凍し販売されています。岐阜の名物と言えば「鮎」。遠方から観光や帰省で来た方も、24時間365日鮎のお土産を買うことができるスポットとして要チェックです。
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岐阜の知られざるご当地グルメ!? 夏においしい「からし豆腐」
岐阜県の主に中濃、西濃地方のスーパーで売られている「からし豆腐」。ドーム型をした豆腐の中にからしが入っており、岐阜では夏によく家庭で食べる味として有名なのですが、全国的にはまだあまり知られてないご当地グルメです。暑くて食欲がない時でも「からし豆腐」は食べやすく、岐阜では夏の定番品。今回はその魅力と食べ方についてご紹介したいと思います。
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海なし県・岐阜にも浦島太郎伝説があった!岐阜県輪之内町「乙姫公園」
浦島太郎伝説は日本各地にあります。長崎県壱岐や神奈川県横浜市神奈川区、長野県木曽などの浦島伝説が有名ですが、岐阜県の南部、輪之内町にも浦島伝説が語り継がれている場所があります。その場所は「乙姫公園」として整備されているのですが、インパクト強めの巨大乙姫様と浦島太郎のコンクリート像があり、地元では知る人ぞ知る観光スポットとなっています。今回は、そんな「乙姫公園」となぜここに浦島太郎伝説が残っているのかを紹介したいと思います。
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東海地方ならでは? モーニングが買える自販機【ローカル自販機①】
コロナ禍での非接触需要や人手不足の解消などが追い風となり、いま、自販機が見直されています。ラーメンに焼肉、スイーツなど話題性のある自販機も次々に登場しています。自販機であれば24時間いつでも買いたい時に買いに行け、購入の際に人と話す必要がないなど、気楽に買い物ができるメリットもあります。首都圏でもユニークな自販機が増えていますが、地方都市の岐阜県にもご当地色の強い自販機がたくさん誕生しています。今回は、中部地方のモーニング文化を体験できる自販機があるとのことで伺ってみました。
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人気上昇中!若者にも広がる「農レジャー」とは!?
遠出などの機会が減り、レジャーの楽しみが減ったコロナ禍で、屋外で密にならずに体を動かすことができる気軽な遊びの一つとして、貸農園で畑作業を楽しむ人が増えています。市街地に住んでいる人が手軽に野菜作りを楽しむことができるシェア畑の「市民農園」の数も増え続けており、人気の場所はキャンセル待ちも出るほどと言います。筆者の居住地域である岐阜でも、市民農園の開園は増加傾向で、「市民農園」のほかに、農業の専門家に教えてもらえる「体験型農園」も順次開園しています。今回は、「農レジャー」が広がっている現状と、「市民農園」を友だち同士で借りて野菜づくり楽しむ若者達に話を聞いてみました。
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