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「鮚」なんて読む?
ヒント①:江戸時代、将軍への献上品だった
ヒント②:おめでたい日にも使われる二枚貝として知られている
ヒント②:おめでたい日にも使われる二枚貝として知られている
via 写真AC
答え:はまぐり
答えは「はまぐり」でした!はまぐりを表す漢字は多く、鮚のほかにも「蛤」、「文蛤」、「浜栗」、「蚌」と書くこともあります。鮚は、マルスダレガイ目マルスダレガイ科ハマグリに属す二枚貝です。殻に厚みがあり、対のものとしかかみ合わないことから夫婦和合の象徴とも言われ、結婚式などおめでたい日にも使われています。
桑名のはまぐり
「桑名のはまぐり」は三重県のブランドとして認定されています。「その手は桑名の焼きハマグリ」という言葉があるように、三重県桑名市は古くから鮚の産地として知られています。江戸時代には歴代将軍へ桑名市の鮚を献上していたこともあったのだとか。平成24年に絶滅危惧種Ⅱ類として環境省レッドリストに指定されたものの、持続可能な鮚漁業を行うために漁獲数量の制限をはじめ、環境保全活動、種苗生産、干潟の保全、稚貝放流活動などに取り組んでいます。その結果、徐々に漁獲量は回復しつつあると言います。調理方法は酒蒸し、天ぷら、潮汁などありますが、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」でも紹介された「焼きはまぐり」がとくにオススメなのだそう。
その手は桑名の焼き蛤#桑名 #焼きはまぐり pic.twitter.com/ArMtwlBaTR
— 桑名を盛り上げる貝 (@987kai987) September 11, 2021
今回は「鮚」をご紹介しました!
参考:三重ブランド(https://www.miebrand.jp/)
参考:三重県(https://www.pref.mie.lg.jp/index.shtm)
参考:みえぎょれん(http://www.miegyoren.or.jp/)