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「鯔」なんて読む?
ヒント①:体側背部は灰青色で腹部は銀白色をしている
ヒント②:江戸前を代表する魚
ヒント②:江戸前を代表する魚
答え:ボラ
答えは「ボラ」でした!鯔はボラ目ボラ科に分類される魚のひとつです。体側背部は灰青色で腹部は銀白色をしており、体は細長く、目に脂瞼(しけん)があるのが特徴的。世界中の暖海に生息し、国内ではおもに北海道以南の各地に住んでいます。
漢字で『鯔』です🎶#ぼら pic.twitter.com/isonXCV4G6
— 🍣発寒かねしげ鮮魚店🍣 @10月1日 営業再開予定 (@kaneshigesuisan) October 11, 2018
東京都の鯔
東京都では東京湾から小笠原まで鯔は生息しており、東京都内湾域の代表的な漁業対象種です。多摩川をはじめ、荒川、江戸川といった下流域では東京湾からの遡上魚は春から秋ごろになると見られるのだそう。また年間では30トンから50トンほどが漁獲されており、江戸前を代表する魚としても知られています。1970年代には東京湾の水質悪化により漁獲の自主規制が行われることもありましたが、1985年以降は安全宣言が出されています。鯔はクセのない白身魚のため、フライやムニエルなど幅広い料理にもってこい。とくに冬の寒鯔は美味しいと評判だそう。そのほかメスの卵巣はカラスミとしても食され、鯔のへそと呼ばれる胃壁の塩焼きは知る人ぞ知る食材なのだとか。
昭和40年代後半~東京湾、繋がる運河で釣ったスズキやボラ。コノシロなんか油臭くて食えたもんじゃなかった。何してもダメ、カレー味だろうがフライだろうがオエッとなる味の身体だった。
それが今はどうだろうか、刺身でやれる。このことは素直に喜びたいと思う。理由は知らずとも水は澄んでいる。 pic.twitter.com/m77wtsnjjU— サクラ𓆛𓆜𓆝𓆞𓆟けえいち (@mushikusatori) November 15, 2020
今回は「鯔」をご紹介しました!
参考:東京都島しょ農林水産総合センター(https://www.ifarc.metro.tokyo.lg.jp/)