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「鰉」なんと読む?
ヒント①:明治天皇が何度も取り寄せた魚
ヒント②:コイ科の魚
ヒント②:コイ科の魚
鰉妄想 pic.twitter.com/Ubt5xeX7IC
— うしどぜう (@MC_10691059) September 4, 2021
答え:ヒガイ
答えは「ヒガイ」でした!鰉はコイ科の魚で、川の中、下流あたりの岩礁などに暮らしています。全長は約10~20cmで口ひげがない(もしくは非常に短い)のが特徴です。産卵する4月~7月頃には吸水管を使って卵を淡水二枚貝に産み付けることでも知られていますが、二枚貝が生息しない場合は小石の下などに産み付けています。また鰉のオスはきれいな婚姻色をしており、水槽で飼うとガラス面に付着している藻などをコツコツと音をたてながら口で食べる姿が見れるのだそう。食用としても好まれ、骨は硬いですが身は美味しく、白焼きにして熱いうちに酢につけて食べるのがオススメなのだとか。
明治天皇が好んだ魚
なぜヒガイは「鰉」と書くようになったのかというと、明治23年に明治天皇が滋賀県に来た際、県庁で琵琶湖固有種の鰉を食べたところ非常に気に入り、何度も取り寄せたことから鰉という漢字が使われるようになったと言われています。また当時、明治天皇に出された献立表には鰉の漢字はなかったため、カタカナで書かれているそうです。
大きいのがワタカで、黒い線が入ってるのがビワヒガイ。明治天皇が瀬田川のビワヒガイを召し上がって大層気に入られたことから「鰉」(ヒガイ)という国字が生まれた、というエピソードは、魚偏好きの滋賀県民の間では極めて有名。 pic.twitter.com/KqvRT0pHJP
— 風霊守 (@fffw2) February 27, 2016
今回は「鰉」をご紹介しました!
参考:神戸市教育情報ネットワーク(http://www2.kobe-c.ed.jp/top/)
参考:滋賀県(https://www.pref.shiga.lg.jp/)