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一度は食べたことある!「蜆」なんと読む?【読めたらすごい海の漢字クイズ】

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目次

「蜆」なんと読む?

答え:シジミ

答えは「シジミ」でした!蜆は、二枚貝綱異歯亜綱シジミ科に属した貝です。日本で蜆と言えば淡水に生息するマシジミ、汽水域に生息するヤマトシジミ、琵琶湖にのみ生息するセタシジミが挙げられることが多いですが、市場に出回る99%の蜆はヤマトシジミなのだとか。

島根県宍道湖のヤマトシジミ

島根県にある宍道湖はヤマトシジミの一大産地です。平成30年の宍道湖における漁獲量は3,980tで全国1位。全体の約1/4は宍道湖産のヤマトシジミと言います。全国に出回る蜆を支える宍道湖には約300名のシジミ業者がおり、漁業者の多くは30~40㎏ほどある大型の鋤簾(じょれん)と呼ばれる道具を船に結び付けてヤマトシジミを掻きとるように漁獲しています。

ヤマトシジミの資源を守るために

宍道湖の風物詩のひとつでもあるヤマトシジミ漁。ですが、シジミ業者だからといって自由に漁獲出来るわけではありません。ヤマトシジミを含めた蜆の資源を枯渇させないために昭和48年から、
・漁獲地域や方法の指定
・1日1人約90㎏までの漁獲量の制限
・サイズの小さい蜆を漁獲しないように鋤簾の規格を設ける
・1週間のうち必ず3日は漁を休む
・蜆を漁獲して良い時間が決められている
といった厳しいルールの元、漁獲されています。
ルールを破ってしまうと連帯責任となり、周辺の漁師さんも休まなければならないのだそう。

今回は「蜆」をご紹介しました!

参考:島根県(https://www.pref.shimane.lg.jp/)
参考:総務省(https://www.soumu.go.jp/)

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