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これ読める?「福来魚」福が来る魚でなんと読む?【読めたら幸せな魚漢字クイズ】

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目次

「福来魚」なんと読む?

答え:フクラギ

答えは「フクラギ」でした!福来魚はブリの幼魚のことです。ブリは出世魚で成長に伴い名前が変わることで知られていますが、その名も地域によって異なります。福来魚は富山県などで使われている呼び名で、「コヅクラ」→「フクラギ」→「ガンド」→「ブリ」と名前が変わります。関西圏では「ハマチ」と呼ばれる時期にあたるそうです。

福来魚の由来

なぜ福来魚と呼ばれるようになったのかと言うと、大漁で港が賑わい「福が来る魚」、「港に福が来た」と呼ばれたことから「福来魚」と書かれ、呼ばれるようになったのだそう(諸説あり)。

富山県の福来魚

富山県は福来魚の産地で知られています。富山県ではポピュラーな魚のひとつで、体長30~40cm、体重は500~1,000gのブリの幼魚を指します。ブリの幼魚ですが、ブリよりも脂が少なくさっぱりと頂けるのが特徴です。また美味しさはもちろん、ブリより安価で手に入ることもあり「フクラギのほうが好き」という富山県民も少なくないのだとか。

刺身や焼き物、みそ汁に

福来魚の盛漁期は10~11月頃。クセのないさっぱりとした福来魚は刺身や焼き魚、ムニエル、漬魚などにして利用されています。昔から富山県では福来魚をまるごと1匹手に入れると、片身を刺身、もう片身は焼き物、残りは味噌汁として家庭で利用されることが多いそうです。

今回は「福来魚」をご紹介しました!

参考:越中とやま食の王国(https://shoku-toyama.jp/about/)

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