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「螺」なんと読む?
答え:つぶ
答えは「つぶ」でした!螺とは一部の食用の巻貝の通称です。ツブのほか、にし・になと読むこともあります。おもに二シ類やエゾバイ類の貝などを指すことが多いそうです。
ローソンのつぶ貝🐚
お酒のアテだよん😋🍶 pic.twitter.com/YQMCqGBV38— SKI TAM (@ski_tam) January 11, 2022
ヒメエゾボラ
ヒメエゾボラはエゾバイ科に属する食用の巻貝です。一部地域では「青つぶ」、「磯つぶ」と呼ぶこともあるほか、唾液腺に毒素を含み、中毒を稀に起こすことから「ネムリブツ」、「ネンネツブ」、「ネグリツブ」などと呼ばれることもあります。全長は殻高約80~90mm、殻幅約50~55mmで、紡錘形の殻は硬く頑丈な作りをしています。また螺層は6層で丸く、各層こぶ状になっているのが特徴です。成長したヒメエゾボラはおもに小型の巻貝や二枚貝、死んだ魚介類などを食べています。
北海道のヒメエゾボラ
北海道はヒメエゾボラの産地です。北海道沿岸のほぼ全域で暮らしており、水深10mまでの海底で砂や小石などに隠れています。またヒメエゾボラは高水温に耐える性質も持つため、沿岸域に広く生息しているのだそう。北海道のヒメエゾボラの産卵期は5~8月、石や貝殻といった堅い場所に螺塔状に卵を産み付けます。
おでんや焼き貝として
北海道ではそのまま焼いたヒメエゾボラが炉ばた焼きなどで売られるほか、鍋物、おでんの具材として利用されています。
ヒメエゾボラのつぶ焼き
サザエより安いし
癖がなくて食べやすい(´ρ`)#青つぶ#ヒメエゾボラ pic.twitter.com/jUPP1Roq7d— ab (@nnmmfzr) July 9, 2020
今回は「螺」をご紹介しました!
参考:北海道(https://www.pref.hokkaido.lg.jp/)
参考:北海道標津町(https://www.shibetsutown.jp/)