「磯巾着」なんと読む?
俳句ポストのためにダイビングで撮影した磯巾着の写真をアルバムから探し出しました。動画を撮影しておけば良かった。難しい。#俳句ポスト #ダイビング #水中写真 pic.twitter.com/6OQSZwvQHs
— 染井つぐみ (@tsugumi_somei) January 27, 2021
答え:イソギンチャク
答えは「イソギンチャク」でした!磯巾着は刺胞動物の花虫綱に属しています。磯巾着は浅海域から深海域まで住んでいますが多くは浅海域におり、海に行けば磯巾着を簡単に見つけることができます。また肉食のため触手で小型の生物を捕まえるほか、外敵から身を守るために刺胞と呼ばれる毒を持っています。
イシワケイソギンチャク
イシワケイソギンチャクは直径で4cmほどの磯巾着です。大きいサイズになると10cmを超えるのだとか。干潟の砂の中に体を埋めているため、捕まえるときは手堀りか、ワケ堀りと呼ばれる柄のついた鉾状のものを使用します。福岡県の一部地域では「ワケ」もしくは「ワケノシンノス」と呼んでいるのだそう。ちなみにワケとは「若者」、シンは「尻」のことを指しますが、イシワケイソギンチャクの見た目が若者の尻の穴に似ている様子からついているそうです(諸説あり)。
有明海でとれるイシワケイソギンチャクってしってるかい??
— ぼぶ (@bobisboss) November 16, 2017
味噌煮や唐揚げにしたりして食べる珍味なんだけど、方言ではワケノシンノスっていって「若者の尻の穴」って意味だよ pic.twitter.com/xtqk6JEnch
美味しい食材として
福岡県柳川市周辺ではイシワケイソギンチャクを唐揚げや味噌汁、煮付けなどにして食す文化があります。全国的に見ても磯巾着を食べる習慣は珍しいですが、シコシコとした少しクセのある食感が楽しめる美味しい食材なのだそう。柳川市周辺の家庭ではよく味噌煮に調理して食べられているそうです。
今回は「磯巾着」をご紹介しました!
参考:環境省(https://www.env.go.jp/)
参考:じざかなび福岡(https://jizakanavi-fukuoka.jp/)
参考:柳川市(https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/)