「赤手蟹」なんと読む?
答え:アカテガニ
答えは「アカテガニ」でした!赤手蟹は十脚目ベンケイガニ科(イワガ二科)に属したカニです。甲幅は3.5cmほどで、海が近い森や山、河口の石積みや草むらなどで暮らしています。また比較的、水に依存していないため、庭先やアスファルトの道路などで見かけることも。蟹なのに陸地?と思う方もいるかもしれませんが、陸地に暮らす場所を求めて進化していったことが関係していると言われています。ちなみに赤手蟹の体色は赤や黒など様々ですが、ハサミが赤いことから「アカテガニ」という名が付いたのだそうです。
園内を巡回中、園路を横断中の小さい生き物と遭遇🦀
— 都立葛西臨海公園 (@ParksKasai) June 17, 2020
【赤手蟹<アカテガニ>】
真っ赤なお手手が特徴✨
陸上で活発に動き回ります🦀
木登りもお得意のようです👀
急に園路上に出現することもありますので、皆様足元には十分ご注意を💡発見した際には優しく見守ってください😌#カニ #葛西臨海公園 pic.twitter.com/62F1w3CtJJ
雑食で何でも食べる
雑食で何でも食べる赤手蟹。森の中で暮らしているため、時にはセミを食べることも。ある水族館で飼育されている赤手蟹は水草や海藻をはじめ、リンゴや食パン、茹でた小松菜などをあげているのだとか。
子は海の中で育つ
サワガニは一生を淡水域で暮らす蟹として知られていますが、赤手蟹赤手蟹の子どもは海水の中でしか育たないため、産卵時期になると河口域に移動します。そのまま大きくなるまで海の中で暮らしますが成長し、大きくなるにつれて川を上っていくのだそう。
カニ優先! 夏の終わり頃に陸地に住むアカテガニが産卵の溜めに道を渡って海に行くらしい。見てみたい。 pic.twitter.com/BEwgJruYA1
— enozo (@kuma_oga) December 30, 2018
今回は「赤手蟹」をご紹介しました!
参考:NHKforSchool(https://www.nhk.or.jp/school/)
参考:桂浜水族館(https://katurahama-aq.jp/)
参考:但馬情報特急(https://www.tajima.or.jp/)