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「魞」でなんと読む?
魚に入と書いて・・・?
魚の名前ではなく『魚を捕まえる道具』を魞と書くんですって。
これ、なんと読む?
魚の名前ではなく『魚を捕まえる道具』を魞と書くんですって。
これ、なんと読む?
答え:えり
答えは「えり」でした!魞は魚を捕まえるための道具です。魚の通る場所に竹の杭と網を用いて使う仕掛けです。障害物にぶつかるとそれに沿いながら泳ぐ魚の習性を利用して、そこに入ってきた魚を採っています。網目も大きいものと、細かいものがあり、魚のサイズによって変えているそう。以前は竹の杭を利用していましたが、近年では強化繊維プラスチックの杭も登場し、効率化が進んでいるのだとか。
魞漁の仕掛けhttps://t.co/OEEV0rsjLM#琵琶湖 pic.twitter.com/tmi6btXmAB
— shiinapon (@shiinapon) June 3, 2020
琵琶湖の魞漁
滋賀県にある琵琶湖では魞漁が伝統的な漁法として今日まで続いています。琵琶湖の魞漁は1000年以上前から行われてきたと言われており、平成18年には大津市の堅田の魞漁が、水産庁の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選ばれました。魞漁が行われるのは例年12月~7月頃でアユの稚魚(ひうお)やフナ、スジエビなどが獲れるそうです。また「琵琶湖を戻す会」による魞漁体験も行われています(新型コロナウイルス感染症対策により2021年は中止)。
氷魚(ひうお)のえり漁 滋賀県 琵琶湖 2020年1月
via www.youtube.com
今回は「魞漁」をご紹介しました!
参考:琵琶故知新(https://www.biwako.info/)
参考:外来魚駆除in琵琶湖(http://biwako.eco.coocan.jp/index.html)