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【魚クイズ】「伊寿墨」なんと読む?

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目次

「伊寿墨」でなんと読む?

海藻を食べて暮らしています。
ちょっと磯臭いことから市場に出回りにくい魚です。
これ、なんと読む?
気になる答えは…

答え:イスズミ

答えは「イスズミ」でした!伊寿墨はイスズミはスズキ目イスズミ科に属する魚です。小笠原では「ササヨ」など地方によって様々な呼び方があります。伊寿墨はおもに小さな甲殻類や海藻を食べて暮らしており、身が磯臭いことから市場にはあまり出回りませんが、海藻ばかり食べる冬場は磯臭さが多少は薄らぐのだとか。

磯焼けの原因に

近年、浅海の岩礁などで海藻の群落が衰退していく「磯焼け」が問題視されています。一度、磯焼けすると回復にはかなりの時間がかかるため産卵場所を失うなど、資源の減少に繋がる可能性があると言われています。そのため全国各地で食用として人気の低い伊寿墨の食用化に積極的に取り組んでおり、2019年11月17日に行われた「第7回Fish-1グランプリ」では長崎県の有限会社丸徳水産の「食べる磯焼け対策!! そう介のメンチカツ」がグランプリとなりました。

ピーマカ

食用として人気の低い伊寿墨ですが、東京都にある小笠原では「ピーマカ」と呼ばれる郷土料理があります。ピーマカとはビネガー(酢の英語名)が訛って付けられた料理と言われています。使用する魚はササヨの愛称で親しまれている「ミナミイスズミ」が多く、磯臭い伊寿墨に酢や柑橘の搾り汁をかけることで臭いが和らぐそう。

今回は「伊寿墨」をご紹介しました!

参考:小笠原村観光局(https://www.visitogasawara.com/)
参考:PRIDEFISH(https://www.pride-fish.jp/)
参考:水産庁(https://www.jfa.maff.go.jp/)

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