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これ読めたらすごい…!「方頭魚」なんと読む?【魚漢字クイズ】

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目次

「方頭魚」でなんと読む?

カサゴ目ホウボウ科に属する魚です。
長崎県では「ガッツ」と呼ばれることも。
ヒレを足代わりにして海底を歩きます。
これ、なんと読む?

答え:カナガシラ

正解は「カナガシラ」でした!方頭魚はカサゴ目ホウボウ科に属した体長約30cmほどの魚です。水深40~300mの砂泥底に暮らし「方頭魚」のほか「金頭」と書くこともあります。カナガシラという名前の由来は頭が大きく、金づちのように見えるからだと言われています(諸説あり)。長崎県では「ガッツ」、宮城県では「キントウ」などと呼ぶことも。

海底を歩く魚?

方頭魚は脚のように見える鰭条(きじょう)を使い、砂や泥の中に隠れている餌生物を見つけますが、その様子がまるで海底を歩いているように見えるそうです。

縁起物として使われることも

長崎県長崎市を中心に方頭魚は「お金がたまる魚」と言われ、邪気を払う節分の縁起物として節分の時期に煮付けなどにして食べる習慣があるそうです。また長崎県に限らず地域によっては、頭部が固い方頭魚は骨が丈夫になるように、立派な歯が生えるようにという願いを込めてお食い初めに方頭魚の焼き物が登場するのだとか。

今回は「方頭魚」をご紹介しました!

参考:鹿児島県林務水産部林務水産課 2002年版 水産ブック(https://kagoshima.suigi.jp/book/suisan/)
参考:京都府(https://www.pref.kyoto.jp/index.html)
参考:長崎市(https://www.city.nagasaki.lg.jp/index.html)

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