今治タオルを製造・販売する株式会社ハートウエル(以下:ハートウエル)は、研究開発の集大成となる独自のマスクブランド「sottosou」をこの度リリースします。クラウドファンディングサイトのMakuakeにて、ブランド初の商品となる「Imabari Silk Mask」の購入予約受付を開始しています。
満を持してリリースする珠玉のマスク
ハートウエルは1930年に創業し、今年で90周年を迎える今治のタオルメーカーです。創業以来高級タオルやベビー用品を製造してきた老舗ですが、コロナウイルス感染症の拡大以降は、タオルの需要・出荷が大きく減少します。緊急事態宣言が発令された4月より、閑かになった製造ラインを用い、急遽ガーゼマスクを生産してきました。当初は、世の中のマスク不足、生活者の感染症への不安を解消するために、簡素なマスクを迅速に生産していました。また、マスク生活長期化に伴い変容・高次元化する生活者のニーズに対し、素材や形状に拘った様々な高性能マスクを開発・販売してきました。そのひとつが、2020年7月よりMakuakeで展開した「夏用CooLマスク」です。
夏用CooLマスク」のプロジェクト以降も、マスク製品に対する検討を重ねてきましたが、研究開発の集大成となる独自のマスクブランド「sottosou」をこの度リリースします。今治産のタオル生地・ガーゼ生地のみを使用し、「肌触り」「呼吸のしやすさ」をはじめとした着用時の快適さを限りなく追求します。「空気のように、そっとよりそう」をコンセプトに、素材や形状を含めた細部までこだわり抜いたハイエンドの商品のみを取り揃える今治発のマスクブランドです。
オンラインショップ sottosou.jp が今冬オープンさせる予定ですが、今回はsottosouブランド名義での最初の商品である 「Imabari Silk Mask」をMakuakeにて先行展開しています。ハートウエルのMakuakeでのマスクプロジェクト第2弾として、サポーターの皆様から頂いたご意見と弊社内での研究成果を反映させた珠玉の一品です。
Imabari Silk Maskのこだわりは、大きく3つです。
上質なシルク糸とオーガニック綿糸を最適な比率で交織し、肌触り、快適さを考慮した特別な生地が開発されました。また、素材だけでなく、設計の観点からも着け心地とビジュアルの美しさの両面を追求しました。自社の染色工場による加工で抗菌効果も付与しています。長時間着用しても快適で、衛生的に使える、高品質・高性能のマスクに仕上がっています。
シルク&オーガニック綿の調和
マスクの内側に採用したシルクとオーガニック綿による特別なガーゼ生地は、自社の工場のタオル織機で丁寧に織り上げています。
シルクは人間の皮膚と同じタンパク質(約20種類)から構成されており、「人肌に最も近い」と言われている天然繊維です。特に、今回使用するシルクは繊維と繊維の間に空気をたくさん含む特徴(多孔質構造)があるため、格別の風合いとなっています。このシルクをマスク内側に採用することで、着用時の肌触りの良さを実現しています。繊維が細かく吸湿性・保温性に優れるため、冬は温かく、夏は涼しい、快適な着け心地を実感いただけます。また、オーガニック綿を交織することで、吸水性と洗濯耐久性におけるシルク素材の短所を補完。汗をかいてもベタつかず、永くご使用いただける生地に仕立てられています。
マスクの外面には、タオル織機でゆっくり織り上げた通気性の良いガーゼ生地が使用されています。内面の生地と合わせ4層構造となっており、息苦しさの解消と異物の遮蔽性の双方を考慮したつくりとなっています。
細部まで計算されたデザイン設計
Imabari Silk Maskは生地だけでなく、マスクのデザイン(形状)にも拘り抜きました。前回のプロジェクトで好評の設計をベースに、快適さと美しいシルエットの両面を一層追求しています。今回実装したのは常時口元に空間をつくる超立体構造です。着用時の息苦しさをより軽減し、呼吸がしやすい設計です。また、マスク端部を覆うパイピング部分に柔らかなニット生地が採用されています。ニット生地をそのまま伸ばし耳にかける紐として活用することで、継ぎ目がなく一段と美しい外観となりました。その他、随所に工夫を施しデザインを完成させています。
紐部分にはアジャスターを採用。自身の顔のサイズに合わせて着用できるため、耳が痛くなりません。また、顔側面を布地が耳元までカバーし、秋冬の季節も温かにご使用いただける仕様となっています。
マスクの両面のポケットには、好みの形状にカットした不織布や使い捨てマスクを挿入可能。感染症対策の効果をより高めたい方に対応した機能です。芳香が強いマスクスプレー等を直接マスクに吹きかけたくない場合も、噴霧した布をポケットに挿入することで便利に使用できます。
今治産の確かな品質
糸を仕入れ、生地の製織、縫製まで一貫して行っているのは、創業90年の今治のタオル工場です。感染症の影響でタオルの消費が戻らない中、引き続きマスクの生産に取り組んでおります。ベビー用品やバスローブの生産で培ってきた技術と高い品質基準をマスク製造にも適用しています。
コーディネートに合わせやすい4色展開
また、顔によりフィットしやすいようにマスクの大きさは2サイズを用意しています。
販売
クラウドファンディングサイト「Makuake」※2020年11月16日まで
「sottosou公式サイト」※Makuakeでの先行展開と全商品の配送が終了次第