B’zのバラードは、時に癒やしを、時に涙をくれる名曲揃い。カラオケで“心を届ける”ならこの5曲!

「今夜月の見える丘に」
2000年にリリースされたこの楽曲は、木村拓哉主演のドラマ『Beautiful Life』の主題歌としても話題になり、B’zのバラードの代表格とも言える存在です。
切ないピアノのイントロから始まり、恋する気持ちと別れの予感が交差するような歌詞とメロディが心に響きます。
MVはロサンゼルスのパサディナにある教会で撮影されており、映像美もまた楽曲の世界観を強く印象づけています。ライブではアコースティックアレンジやオーケストラと共演することもあり、B’zの音楽的な奥深さを感じさせてくれる名曲です。

「HOME」
1998年リリース。アコーディオンの切ない音色から始まるこの曲は、「自分の居場所」や「守りたいもの」をテーマに、あたたかさと少しの寂しさを併せ持ったバラードです。
歌詞には、帰る場所があることの大切さが綴られており、ふと立ち止まった時に聴きたくなる、そんな包容力があります。
MVは香港で撮影され、都会の喧騒の中にある静けさや孤独感を美しく描いています。ライブでは観客との一体感が生まれる一曲で、「歌う」というより「語りかける」ような感覚で歌えるバラードです。

「ALONE」
1991年リリース。ドラマ『ホテルウーマン』の主題歌として使われ、B’zにとって初のミリオンセラーを記録した記念碑的な一曲です。
ミドルテンポのバラードで、サビにかけて広がるメロディが感情をじんわりと刺激してくれます。
歌詞には孤独と希望の両方が描かれており、「ひとりでも前に進もうとする強さ」にそっと寄り添うような温かさがあります。
比較的キーが高すぎず、男性でも歌いやすいので、カラオケでもしっとりと“聴かせる選曲”として定番。静かに盛り上がる場面にぴったりです。

「いつかのメリークリスマス」
1992年、ミニアルバム『FRIENDS』に収録されたこの曲は、クリスマスソングという枠を超えて“冬の定番バラード”として愛され続けています。
シングルカットされていないにもかかわらず、ファン人気が非常に高く、カラオケでは毎年12月になると履歴の常連になる名曲。
失った恋や忘れられない人への想いが込められた歌詞は、聴く人の心にそっと触れます。ピアノの旋律とともに物語のように進んでいく構成は、歌う人にも物語の主人公のような気持ちを与えてくれるでしょう。

「Calling」
1997年にリリースされ、テレビ朝日系ドラマ『ガラスの仮面』のテーマソングとして注目された「Calling」。
重厚なバンドサウンドと哀愁を帯びたメロディが融合した一曲で、B’zらしい“強さの中の優しさ”が際立つバラードです。
歌詞では、離れていてもつながっている大切な人への想いが力強く歌われており、遠距離恋愛や家族への感謝の気持ちを込めて歌う人も少なくありません。
サビの盛り上がりは圧巻で、感情をしっかり込めて歌えば聴く人の心をぐっとつかむこと間違いなしの名曲です。
B’zのバラードは、ただ“しっとりしている”だけではなく、それぞれにストーリーと感情のドラマがあります。
気持ちを込めて歌えば、きっとその場の空気が変わる。カラオケで“想いを伝えたい”ときに、ぜひこの5曲を歌ってみてください。