「マタギ文化」が息づく秋田県・阿仁(あに)から直送された、希少なジビエが東京の食卓に!秋葉原の東北居酒屋「奥羽の宴」で、『熊肉炙り焼き』の提供が開始されました。噛むほどに広がる熊脂の深い甘みと直火の香ばしさ。この一皿は単なるグルメではなく、食を通して過疎化が進む地域の文化と、マタギの営みを「応援する」という熱い想いが込められています。山の恵みを堪能する、贅沢な「マタギの晩餐」の詳細に迫ります。
秋田・阿仁から直送!マタギ文化が都市の食卓へ
提供される熊肉は、マタギ文化が色濃く残る秋田県・阿仁地域から直送された希少なジビエです。東北居酒屋「奥羽の宴」は、青森から福島まで東北六県の地酒と郷土料理を届けることをミッションとしており、今回は特にマタギの山文化にスポットを当てました。新鮮な熊肉は、店内で丁寧に下処理を施され、直火で炙ることで熊脂の深いコクと甘みが最大限に引き出されます。東京にいながらにして、阿仁の山の恵みと、その背景にある文化を「食」を通じて体験できる形となりました。

火入れの妙!「塩」と「タレ」で味わう山の旨味
『熊肉炙り焼き』は、直火で炙ることで肉の旨味を閉じ込め、香ばしさが加わった特別な一皿です。提供形式は、熊脂の甘みをダイレクトに楽しめる「塩」と、深いコクを引き立てる「タレ」の二味。価格は2000円(税込)で、マタギの晩餐という名の通り、少し贅沢な時間を演出します。ペアリングとして、秋田の地酒はもちろん、ジャパニーズウイスキーのソーダ割り(ハイボール)が推奨されており、熊脂のコクをさっぱりと流し、肉の香りを一層引き立てる楽しみ方も提案されています。

希少ジビエは「数量限定」!食べて地域を応援する輪
『熊肉炙り焼き』は、希少な食材であるため、入荷次第の数量限定での提供となります。完売次第終了となり、仕入れ状況によって提供日が変動する可能性があるため、最新情報は店舗のSNSで確認が必要です。この取り組みには、「奥羽の宴」店主の「阿仁の山の恵みを、東京で気軽に体験してほしい。味わって応援の輪が広がれば嬉しい」という、熱い想いが込められています。食を通じて、過疎化や文化の継承に悩む地域を応援する、サステナブルな消費の形です。
東北六県の味覚を堪能!名物「お通し食べ放題」も健在
「奥羽の宴」は、熊肉炙り焼き以外にも、東北の食文化を深く楽しめるメニューが豊富です。特に名物となっているのが、お通し代700円(税込)で、日替わりの東北由来の食材・郷土レシピのお通しがラストオーダーまで時間制限なしで食べ放題になる「食ってけ泥棒!!」フェアです。マグロのたたきやイカとつぶ貝のオイスター炒めなど、鮮魚と郷土料理を存分に堪能できるため、秋葉原散策や仕事帰りにふらっと立ち寄るのもおすすめです。













