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サスティナビリティ

あのブランドも実はエシカル。人にも社会にも環境にもやさしいコスメブランド5選

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「エシカル」つまり「倫理的、道徳的であること」がファッショントレンドの一部を占めるようになり、生産側も消費側も規範的であることが求められる時代が訪れた。2018年ごろから「エシカル消費」に注目が集まり始めていたが、2020年になると女性誌に特集まで組まれるほど。その波は、化粧品ブランドにも押し寄せている。消費者が化粧品によって一時的に美しくなるだけではなく、長期にわたって肌に悪影響がないように化学成分をできる限り排除したり、環境にも配慮し、地球規模での社会貢献を行ったり……。今回はそんなエシカルなコスメブランドや、既存ブランドのエシカルな事例をご紹介。

目次

イヴ・サンローラン

エシカルコスメ

イヴ・サンローランの夜用美容液「ピュアショット ナイトセラム(30ml 11,550円(税込)」は、その原料にモロッコ原産のボタニカル成分を使用。
失業率の男女間格差が長年の課題となっているモロッコ。そんなモロッコの中央部の都市マラケシュからほど近くに位置するウリカの谷に、イヴ・サンローランの農園「ウリカガーデン」はある。イヴ・サンローランでは、サステナブルな成分供給以外に、モロッコの現地女性に雇用機会を産み、経済的自立を推進するミッションを掲げているのだ。

 

Trilogy

エシカルコスメ

Trilogy(トリロジー)はニュージーランド発のスキンケア・ボディケア・ヘアケア製品のブランド。幼稚園への寄付や、野生動物の保護、国際的な女性支援活動など、数多くの支援を行なっている。製造過程においても、ケニアとタンザニアの困難な状況にあるエリアにおいて、手作業で採取されたヒマワリから作られたオイルを使用することで、現地の経済的自立を支援している。
なお、トリロジーは動物実験を行なっておらず、ナチュラル&オーガニックコスメの国際的な第三者認証である「ネイトゥルー認証」を受けている。

 

イニスフリー

エシカルコスメ

韓国発のスキンケア・メイクアップブランドのイニスフリーはグリーンライフを推進しており、空き容器の改修やリサイクルを2003年から実施している。また、環境保全活動を楽しむために「Play Green活動」という自然の素材を使ったワークショップや野外フェスティバルを開催している。
空き容器の回収は全国の店舗で行なっており、次回の買い物に使えるポイントが付与される。

 


デビューしたてのあのブランドも

unleashia

エシカルコスメ

韓国発のコスメブランドunleashia(アンリアシア)は、2019年誕生というルーキーブランドながら高い社会意識とキラキラのグリッターで瞬く間に人気に。動物実験を行わず、動物性成分も不使用。ヴィーガンでクルエルティフリーなブランドだ。
生分解性プラスチックを利用した大粒のグリッターは韓国最大サイズとも謳われ、若い世代からも注目を集めている。

 

BAUM

エシカルコスメ

資生堂の最新スキンケアブランド「BAUM」はテーマを「樹木との共生」と設定し、商品設計からパッケージ、店舗の設計までエシカルな思想を貫いている。パッケージには家具製造工程で発生した端材を利用し、樹木資源を活用。プラスチック容器の一部はバイオPET、ガラス容器はリサイクルガラスを使用している。
さらに販売店舗内ではナラの苗木が育てられており、「BAUMの森」へと植樹される予定だ。

 

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