「地域をつくる・まもる」という言葉が、あなたの未来のキーワードになるかもしれません。
「地域活性化って聞くけれど、具体的にどうすればいいんだろう? 自分に何ができるのかな?」
「将来、地域を活性化する仕事に携わりたいけど、どんな仕事があるんだろう?」
そう考えている学生の皆さんにおすすめしたい本プロジェクト。
兵庫県淡路島洲本市を舞台に、地域課題の解決につながる、地域外から洲本市へ訪れる人を増やすためのプログラムの企画に向けて、学生ならではの視点で挑む「地域の編集ラボ in洲本」の参加者を募集します!
本プロジェクトの目的
本プロジェクトは、人口減少や高齢化により、地域にお住まいの方々だけでは解決できない課題を解決する関係人口(※)の創出を目的としています。具体的には、昨年度に実施した「地域のふれあい旅プログラム」で大学生に提案いただいた「淡路島留学 in 洲本」の企画をベースに、実際に自分たちで受け入れ先を訪問し、体験しながら、どう実現できるかを考案していただきます。
※「関係人口」:移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々のこと。
参考:昨年度の「地域のふれあい旅プログラム」の様子

「地域の編集ラボ in 洲本」で得られるもの
このプロジェクトでは、地域に深く関わりながら、実践的な学びと経験を得ることができます。
*地域を見る「編集の視点」を養う*
『ソトコト』編集長・指出一正がメンターとして参加。全国各地のまちづくりを取材してきた編集長から、地域の魅力を引き出す「編集」の視点を学ぶことができます。
*実践型のプロから「地域活動のはじめ方」を学ぶ*
洲本市内でまちづくり事業を手がける株式会社シマトワークス代表の富田祐介氏がメンターとしてサポート。地域での起業や課題解決を経験してきた富田さんから、実践的なアドバイスをもらえます。
*学生ならではの自由な発想を形にする*
地域に眠る資源や魅力を再発見し、あなたのフレッシュな視点で洲本市を盛り上げるアイデアを企画・実行します。座学だけでなく、実際に地域の方々と交流しながらアイデアを形にするプロセスを体験できます。
*社会貢献やキャリア形成につながる経験*
地域課題の解決に向き合う経験は、社会貢献への意識を高めるとともに、将来的に地域で活躍したいと考えるあなたのキャリア形成にきっと役立つはずです。

プログラム概要
「地域の編集ラボ in 洲本」
日程:
① 9月10日(水) 19:00〜20:00 キックオフミーティング(オンライン)
② 9月13日(月)〜15日(月・祝) 2泊3日の合宿(兵庫県洲本市内)
開催エリア: 兵庫県洲本市内
参加費: 交通費サポートあり、宿泊費無料、食事のみ実費
募集人数: 関西圏/10名程度 首都圏/5名程度
※定員を超える応募がある場合は選考となります。参加可否は 9月3日(水)までにメールにてお知らせします。
持ち物: 各自ノートPC
応募締切: 8月31日(日)23:59
申込方法:以下のフォームに必要事項をご記入ください。
応募対象:
・専門学生、大学生、大学院生
・しっかり連絡が取れる方
・ご自身の学びに加えて、「地域への貢献」を目標にできる方
問い合わせ先:
株式会社ソトコト総研
メール:hyogo@kankeijinko.jp / 電話番号:03-6364-3962
プログラム行程
Day 0:9月10日(水)
キックオフミーティング(オンライン)
プログラムの流れと目的、参加者に期待することなどを事務局よりご説明します。これからプロジェクトを一緒に行う仲間として参加者同士の交流会も兼ねています。
Day 1:9月13日(土)
“まちづくりのプロに学ぶ! 地域の編集術“
まずは、 「地域を編集するとは何か?」「まちづくりとは何か?」「地域に関わるために必要なことは?」といった、プロジェクトを始めるうえで大切な考え方を、指出編集長や富田さんの講義を通じて学びます。また、実際に二人と一緒に洲本のまちを歩いて体験します。
●『ソトコト』編集長・指出一正より
「地域のおもしろさを見極める力を養う」
長年、雑誌やオンラインメディアを通じて地域や社会のテーマをやさしく、楽しい内容に編集して読者に届けてきた指出編集長より、地域を見るうえでの大切なポイントを伝授します。
●シマトワークス・富田祐介さんより
「地域に根差したプロジェクトの創出と課題解決の実践」
地域での起業やまちづくり活動を行うシマトワークス・富田さんより、具体的な事例を交えながら、地域に合わせた事業の立ち上げ方や課題解決へのアプローチ方法を伺います。
●指出編集長&富田さんと行く、洲本の魅力を掘り起こすまち歩き!
二人と一緒に洲本市内を巡り、ガイドブックには載っていないような地域の魅力や可能性を肌で感じ、あなたならではの視点で捉える練習をします。
Day 2:9月14日(日)
“まちと出合い、編集力を鍛えよう!”
2日目はさらに深く地域に入り込み、その魅力あるいは課題を掘り起こしていきます。
洲本市に眠る地域資源を見て周り、それらを活用しながら、「洲本独自の街並みや自然を活かした企画」「また洲本に来たくなる仕掛けづくり」など、Z世代や若者が関わりたくなるような体験をデザインしてみましょう!
現地でのフィールドワークを通じて、洲本ならではの魅力を発見し、それを「学び」という形でアウトプットする具体的なプログラムをチームで企画します。
Day 3:9月15日(月・祝)
“洲本の可能性を引き出す!企画発表“
これまで発見した地域資源と、それらを活用した企画を、洲本市内や近隣にお住まいの方々に向けて発表します。
あなたのアイデアが、洲本の未来を変えるかもしれません。
※5名程度で構成されたチームでの発表です。

なぜ洲本市なのか?
兵庫県神戸市と四国・徳島の鳴門海峡を結ぶ淡路島。その中間部に位置する洲本市は、4万人弱の人口を有する淡路島の中核都市です。海に囲まれ自然が豊かで、「洲本城跡」「ウェルネスパーク五色 高田屋嘉兵衛公園」「鮎屋の滝」など観光スポットとしての魅力があります。
その一方で、近年では関係人口による限界集落のブランディング、学生による古民家リノベーションなど、地域外の人材と連携した動きが盛んな地域でもあります。学生の「やってみたい」を応援してくれるで、新しいチャレンジをしてみませんか?
こんな学生におすすめ
- 地域活性化やまちづくりに興味がある
- 社会貢献につながる活動に挑戦したい
- 将来、地域での仕事に携わりたい(公務員やNPO、まちづくり会社など)
- 地域課題の解決に学生ならではの視点で貢献したい
- 実践的な学びを通じて成長したい
- 新しいことに挑戦するのが好き
地域と共に考え、地域を動かす力を身につけたい学生の皆さん、ぜひ一緒に洲本市の未来をデザインしましょう。
あなたの参加を心よりお待ちしています!
【主催】兵庫県企画部地域振興課
【協力】洲本市
【企画運営】株式会社ソトコト総研
【写真提供】兵庫県企画部地域振興課