カルビーの“地元素材の活用やその土地文化の発信などを行い、地元とのつながりを深めたい“という想いと、恩納村が2021年から進めているうんな中学校の生徒による地域課題解決プロジェクト「UNNA魂」の活動内容が合致したことから、恩納村の特産品である「アーサ」を使用した「堅あげポテト」をうんな中学校3年C 組の生徒たちと共同開発することが決定しました。

開発にあたり全6回の授業を実施。カルビー社員は5回の直接訪問と1回のオンライン授業を行い、生徒たちと味付けや味名、パッケージデザインを考えました。味付けは特産品「アーサ」と組み合わせる味をグループにわかれて検討し、その中から「島とうがらし」「そばだし」の2つの味付けをカルビーが試作。生徒たちが実際に試食し、最も相性がよい味として沖縄伝統の「そば」を選定しました。おいしさを伝えるために、沖縄の方言で「とてもおいしい」を意味する「でーじまーさん」を味名に使用することも決めました。

パッケージは生徒たちのアイデアをもとにカルビーが3つのデザインを試作し、最終的なデザインを投票で決定しました。

約8か月をかけて作り上げた『堅あげポテト でーじまーさんアーサそば味』は生徒たちとカルビーの自信作です。恩納村のお土産店（沖縄県内へ順次拡大）とカルビーのアンテナショップカルビープラス沖縄国際通り店、カルビー公式オンラインショップ「カルビーマルシェ」で販売します。

●『堅あげポテト でーじまーさんアーサそば味』は、恩納村産の「アーサ」を100％使用し、恩納村立うんな中学校3年C組の生徒たちと共同開発した沖縄土産の「堅あげポテト」です。

●かつおだしと豚肉の旨味が特徴の沖縄伝統のそばに、たっぷりの「アーサ」をトッピングした味わいを再現しました。口いっぱいに広がる「アーサ」の風味とかつおの旨味が後引くおいしさです。

●パッケージは背景に「アーサ」を養殖しているアーサ畑の写真を大きく配置し、恩納村の風景を表現しています。「アーサそば」のイラストが味わいをわかりやすく伝えます。

■学ぶ
カルビー社員がうんな中学校に訪問し、生徒たちに商品開発や販促方法についてレクチャーしました。

■味付け・味名を決める
グループに分かれて特産品「アーサ」に合わせる味のアイデアを出し合いました。生徒から出たアイデアの中からカルビーが3つの味を試作。最終的な味付けは生徒たちが実際に試食して投票で決定しました。また、それに合わせて味名も考えました。

■デザインを決める
グループに分かれてデザインのアイデアを出し合いました。アイデアをもとにカルビーが3つのデザインを試作し、生徒たちの意見をもとにブラッシュアップしました。最終的なパッケージデザインは生徒たちの投票で決定しました。

3年C組生徒代表 儀間ゆりあ（ぎま　ゆりあ）さんのコメント
「共同開発して、自分たちで考えた商品が発売されるのがすごい楽しみです。」

「アーサ」はヒトエグサという緑色の海藻の仲間。沖縄では昔から海岸の石や岩についている「アーサ」を摘み取って利用してきました。恩納村では、沖縄県内でいち早くアーサ養殖に成功したことから、現在では県内有数の養殖アーサの産地となっています。

恩納村のアーサは、豊かなサンゴ礁の海で生産者が手間暇を惜しまず育て、その風味や品質の高さが自慢です。収穫したアーサは、乾燥品や佃煮等に加工され、みそ汁の具材やごはんのお供として県民の食生活に浸透しています。

恩納村の課題解決に垣根を越えて取り組む「SDGsパートナーシッププロジェクト」の一環です。恩納村では、持続可能性の重要性を地域教育を通して子どもたちへ伝えようとしています。地元のストーリーを意識した特産品開発と、よりリアルに近い販売体験を教育現場で実践していくことを目的に、地元農家、事業者、恩納村役場が一体となって、学校での商品開発の授業を考案しています。

・商品名：堅あげポテト でーじまーさんアーサそば味
・内容量：90g（15g×6袋）
・価格：税込み702円
・発売日：2023年3月13日(月)
※コンビニエンスストアでの取扱いはありません。
※実際の発売日は販売店によって多少遅れる場合があります。
※店舗によっては、お取扱いのない場合や、売り切れで販売終了の場合があります。

・販売エリア
■恩納村のお土産店（沖縄県内へ順次拡大）
■カルビープラス沖縄国際通り店
■カルビー公式オンラインショップ「カルビーマルシェ」
URL: https://shop.calbee.jp/marche/shop/pages/lp-jinomono.aspx