「八戸市魚菜小売市場」が2022年12月1日(木)、陸奥湊駅前通りのさらなる活性化を目指してリニューアルオープンしました。
通り沿いには新鮮な魚介や野菜等の商品を扱うお店が軒を連ね、「イサバのカッチャ(魚売りのお母さん)」たちの方言が飛び交い、買い物客で賑わいを見せます。
その中でも八戸市魚菜小売市場は、陸奥湊駅前通りの中心に位置し、戦後から「魚の町の台所」として地域経済を牽引してきました。
施設概要
○営業時間:午前3時~午後2時頃まで
※鮮魚・刺身店は午前11時頃まで
※食堂は午前6時~午前10時頃まで
○定休日:日曜日・第2土曜日・1月1日~2日
○販売商品:鮮魚、刺身、塩干物等の加工品、焼魚、海藻類、漬物、珍味 等
○内部設備:売場、厨房、食堂、キッチンスタジオ兼調理室、展示スペース、男子トイレ・女子トイレ・多目的トイレ各1室
<アクセス>
鉄道:JR八戸線陸奥湊駅から徒歩すぐ
バス:八戸市営バス・南部バス「上中道」下車徒歩3分
自動車:八戸市中心街から10分、八戸駅から25分
※専用駐車場はございません。
電話番号:0178-33-6151
楽しみ方はいろいろ!新しくなった八戸市魚菜小売市場のポイントを紹介
リニューアル前から買い物客に大人気なのが、温かいご飯・お味噌汁と一緒に好きな魚介や総菜を購入して「その場で」いただく、オリジナル朝ごはんです。獲れたてつくりたての食材を口にできるのは、早朝の市場ならではの贅沢です。
市場の中心に広い食堂が設けられているので、ゆっくりと味わうことができます。
市場の中だけでなく、陸奥湊駅前通りの景観も魅力の一つです。昔ながらの雰囲気漂うお店が連なる陸奥湊駅前通りが、昇る朝日に染まっていく様子は趣があります。
今回リニューアルされた八戸市魚菜小売市場は、市場としての新たな価値や役割を見出すだけでなく、これまでの風情も守っていくという思いから設計されました。
ぜひ、新たな景観をお楽しみください。
市場の真ん中に位置する食堂の横には、厨房さながらの調理器具を備えた「キッチンスタジオ兼調理室」が設けられています。魚の解体ショーや料理教室等、あらゆる人が使用できるよう広々とした内部と、それを囲うスライド式ガラス扉などオープンな設計が特徴です。
リニューアルオープンでの一番の違いといえるのが、「八戸市魚菜小売市場前広場(オープンスペース)」です。多くの観光客が多様な回遊を楽しめるよう、以前は道路沿いすぐにあった入口が、奥に下げられて広場が設けられました。
開けたスペースは、オープニングセレモニーをはじめとして、今後もたくさんのイベントが行われるだけでなく、行き交う人々の交流の場として地域活性化の一助となります。