ハワイの自然やスピリットに育まれたメイドインハワイのお土産は、日本にいるわたしたちの生活をも潤してくれます。とくに近年は、ロコたちに愛され称賛されているものや、地域貢献につながるもの、コロナ禍を経てより進化したメイドインハワイの魅力的なプロダクトが増えています。そこで今回は、現地でメイドインハワイの買い物ができるショップの情報や、日本へ発送してくれるショップやブランドを紹介します。(TOP写真提供:ハワイ州観光局)
メイドインハワイのお土産の特徴と魅力
メイドインハワイの品は、ハワイの自然の恵みや、歴史・多人種との共生によって育まれた精神を映したものが多く、見ているだけでも飽きません。一つひとつが、その地域で生まれた必然性と物語を持っています。
メイドインハワイを見つける方法はいくつもありますが、まずは毎日どこかで開催されているファーマーズマーケットに行ってみるのがおすすめです。新鮮な地元産の農産物だけでなく、それらを使った加工食品や、芸術作品、工芸品などを生産者自ら販売していて、ここから人気商品になったものも数多くあります。
また、毎年開催される「メイドインハワイ・フェスティバル」は、300店舗以上が出店し数万人が集結する大人気の催事です。出店条件は、商品の卸売価格の51%以上は、州内での製造、加工、または生産によっていることです。
開催日時や場所はこちらからチェックしてみてください。
メイドインハワイのお土産にはどんなものがあるの?
ハワイで、世界で注目されるアーティストの作品・グッズ
ハワイの植物の成分を配合、肌のトラブルに優しく寄り添うコスメ
このコスメラインに含まれている成分は、肌にはもちろん自然環境を考えたものでできています。たとえば「MUA・未来」(しみ用美白ジェル)には、ハワイの原産植物、ポポロ(皮膚傷蘇生効果)、アワプヒ(皮膚沈静効果)、ノニ(発疹沈静効果)、ハワイアン・コットン(皮膚を滑らかにする効果)、ハイビスカスエキス(美白効果と柔軟作用)、パイナップルエキス(美白作用と柔軟作用)、ココナッツエキス、マンゴーエキス、砂糖キビエキス(角質除去効果)が含まれています。
これらのような、ハワイの自然な恵みがふんだんに使われているだけではなく、さまざまな最先端の技術も使われている化粧品です。
商品はホノルルの店舗で購入できる他、日本語のショップサイトもあります。
メイドインハワイを安全においしくいただける食品
マウイフルーツジュエルズは、マウイ島で採れたマンゴーやグアバ、パイナップルなどのフルーツを使用して作られているフランス風のグミで有名です。ル・コルドン・ブルー・ロンドン校という著名な料理学校出身のリンさんとクリスさんの夫婦が生み出す宝石のようなグミは、数々の賞を受賞しています。
そのマウイフルーツジュエルズの新作が、今回ご紹介しているハワイフルーツピュレ。シロップやソースとして使用したり、デザートやパンケーキのトッピング、ケーキやお菓子作りの材料、またカクテルやスムージーにも使用したりできます。真空パックで未開封なら冷蔵なしで9ヶ月と日持ちがするのでお土産にも最適です。
ハワイでの販売店や、通販はウェブサイトで確認を。
材質や形にハワイの息吹きを感じる工芸品
ジュエリーのモチーフは、レフアの花やモンステラ、カロ(タロイモ)の葉や、ホヌ(ウミガメ)やイヴァ(鳥)など、ハワイの自然や文化を表すものが中心。すべてに、ハワイへのリスペクトが込められています。一つひとつていねいに作っているのは、「単なるジュエリーというだけでなく、僕たちの作品を通してハワイの自然保護やハワイ文化に関して少しでも関心を持ってもらえたら嬉しい」から。
手作りで、同じものを作っても木の風合いなどによって違いが出るので、実質はすべての作品が1点ものです。もしお気に入りのものが見つかったら、すぐに手に入れることをおすすめします。公式ウェブサイトのほか、次のサイトでも購入できます。
デザインも魅力のアップサイクル品
前回の記事、『ハワイ観光の新トレンド|ゼロ・ウェイストに注目すると、今のハワイが見えてくる』で紹介した、アップサイクル品のジュエリーやキッチン用品などもぜひチェックしてみてください。
メイドインハワイのお土産が買えるお店と選び方
また、メイドインハワイのものが集められた、クオリティの高いお店で購入することも大切です。たとえばハウス・オブ・マナアップは、ローカルデザイナーやアーティストたちの、作品やメイドインハワイの商品をキュレートしたセレクトショップ。ワイキキの中心、ロイヤル・ハワイアン・センター1階にあり、50の地元ブランドが一堂に会します。このようなお店で買い物をすることで、ハワイ地元経済にも貢献できます。
目印はハワイ州お墨付きの認証マーク
ハワイ・シール・オブ・クオリティは、ハワイ州農務局がハワイの農産物や加工品の品質を維持しブランド化を図ることを目的に2006年に発足した認証制度で、認定商品には緑色や金色のシールが貼られています。承認条件は、生産地がハワイであること。生鮮農作物は100%ハワイ産であり、加工農産物は原材料の51%以上がハワイ産であることです。