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「南洋武鯛」でなんと読む?
沖縄県では「いらぶちゃー」と呼ばれることもあります。
食用としてだけでなく、海の環境を守る魚としても注目されているのだとか。
これ、なんと読む?
食用としてだけでなく、海の環境を守る魚としても注目されているのだとか。
これ、なんと読む?
気になる答えは…
答え:ナンヨウブダイ
答えは「ナンヨウブダイ」でした!南洋武鯛はスズキ目ベラ亜目に属する魚です。幼魚の時は黒い体に白い縦縞模様が入っていますが、成魚になると色が変化するほか、年を取るにつれて頭部がこぶ状に隆起します。またゼリー状の寝袋をつくることでも知られ、口とエラから粘液を分泌して体を包み込んで眠ります。
バリアを張って寝る魚
「ナンヨウブダイ」
寝る時に口やエラから巨大な粘膜を出し自らをスッポリ覆うんだって。
天敵から身を隠したり、寄生虫を防ぐらしい。
また、サンゴ礁をかみ砕き、藻だけ食べてサンゴは粉々にして吐き出す。
サンゴ礁地帯の白い砂は全部こいつの仕業。#唐突に好きなモノを語る pic.twitter.com/E2WG9nV8lU— にかいどう@機械生物図鑑 (@uran120) April 8, 2018
ブダイ類のことを「いらぶちゃー」と呼ぶことも
沖縄県では南洋武鯛を含むブダイ類の魚のことを「いらぶちゃー」と呼んで親しんでいます。※地域や家庭により変わります
海の環境を守る魚!?
南洋武鯛を含む、いらぶちゃーは岩の上に付着している藻などを食べて暮らしています。一見、サンゴを食べているように見えることから環境破壊をする魚として誤解されることもあるそうですが、実際はサンゴが生育していない岩をかじっているのだそう。鳥のくちばしのような歯でかじるため、時には岩に歯型が残ることもあるのだとか。またサンゴが生育していない場所に新たなサンゴが住み着くには海底がきれいでないといけません。いらぶちゃー達がかじった岩が細かくなった結果、砂と変わり、サンゴ礁の砂浜造りや砂底に暮らす生物を呼び戻すなどの海の環境を良くする影響を与えていると考えられています。
サンゴきれーい❤️ pic.twitter.com/ckNseydSXj
— ®️ena 相互フォローお願いします❤️ (@ena98224498) October 14, 2019
今回は「南洋武鯛」をご紹介しました!
参考:沖縄県(https://www.pref.okinawa.lg.jp/)
参考:美ら海生き物図鑑(https://churaumi.okinawa/fishbook/)
参考:さばけるプロジェクト(https://sabakeru.uminohi.jp/)


















