「世界三大眼鏡生産地」のひとつであり、日本製めがね枠のシェア約95%を誇る福井県鯖江エリア。
その鯖江市に、「MADE IN SABAE めがねのかけ放題」体験のほか、めがねの産地さばえにいることを体感できるしつらえを用意した「SABAE MEGANE HOUSE(さばえめがねハウス)」がオープンしました。
「めがねのまちさばえ」を伝える宿として
そのまた山あい、ものづくりが盛んな河和田地区の集落の中に佇む、昔ながらのお屋敷です。
10年以上空き家となっていた漆塗りの古民家を地域の魅力を発信する基地として復活させるべく、有志の手を借りながら掃除、改装し、1日1組限定の一棟貸し切り宿として2019年に「JAPAN CRAFT HOUSE」をオープンしました。
オープンとほぼ同時に始まったコロナ禍で運営を続ける中で、本当に我々がお客様に提供できる価値とは何なのか、またここめがねの産地さばえで宿を運営する中で何を発信すべきなのか、どのように地域と手を取り合い進んでいくのがよいのか、一から考え直しました。
ここ鯖江市は、眼鏡産業の集積するまちです。
世界に誇る「Made In JAPAN」ブランドを支え、職人の技術の宿る、美しくかけ心地の良いめがねを世界へ発信しています。
1905年に始まっためがねづくりは、それぞれの製造者がパーツごとに分業するという体制をとることで、今ではまち全体がひとつの大きな工場としてめがねづくりを行う、言葉通り「めがねのまち」になりました。
「めがねのまち」としての唯一無二の歴史や産業、そこにいる人たちを伝えるメディアとして、我々はあるべきではないか、そのように考え、今回のリニューアルオープンへと踏み切りました。
SABAE MEGANE HOUSEとは
思わず写真を撮りたくなるめがねのしつらえのほか、made in sabae めがねのかけ放題をお楽しみいただけます。
地元の提灯屋さんと和紙職人さんが作った、ここだけの大きなめがね提灯がお出迎え。
近くにある地域のお店をめぐって、我が家のようにくつろげるリビングや広間で仲間と笑い合う。
お箸は地元の漆器屋さんが作った、めがねのお箸。
館内のしつらえで写真撮影を楽しんだあとは
時間を気にせず、仲間たちと思う存分さばえのめがねをかけ放題で堪能していただきます。
部屋、館内
シャワールーム3ヵ所(うち一つバスタブ付き)、トイレ4ヵ所を備えています。
ゆったりくつろげるリビングルームでは、旅の計画を。
地域の伝統を守るものづくりの工房や、地域を新しい切り口で楽しくする新しいショップが点在しています。
【宿の詳細情報】
<ホームページ>
https://sabae-megane-house.com/
<宿住所>
福井県鯖江市別司町31-17