開志専門職大学では、本学アニメ・マンガ学部 堀越謙三教授が実行委員会代表を務め、2023年3月に初開催される「第1回 新潟国際アニメーション映画祭」に特別協力します。
新潟で行われる国際アニメーション映画祭
日本が世界に誇るアニメーション作品を、文化としてこの先も維持し続けるためには、文化価値の共有や作品への評価、人材やスタジオが持続する基盤を作る必要があります。ですが、アニメーション文化は「商業」と「アート」、「国内」と「海外」、「専門家」と「大衆」とさまざまに分断され、十分な力を発揮できていません。その現状を打破するとともに、アニメーションの地位や価値向上を目指し、文化と産業のハブとなるのが本映画祭の目的です。
アニメーションの人材育成に特化した新潟市。教育発展にも寄与することを目指す
堀越教授は会見で、「新潟はアニメーションの人材育成においては日本で一番実績があり、専門学校や大学での教育で、技術者だけではなくプロデューサーなどの必要な人材も育成することが可能。新潟にこうした教育機関が充実していることについて知らしめることが大事。そうしないと、優秀な人たち・優秀な学生が集まってこない」と、未来を担うクリエイターの人材育成にとっても意義のある映画祭であると発言されました。
本映画祭は、本学キャンパスを含む新潟市内4カ所を拠点に開催(新潟市民プラザ、開志専門職大学 古町ルフルキャンパス、T・ジョイ 新潟万代、シネ・ウィンド)。6日間の期間中に、最大35作品の長編アニメーション作品が上映されるほか、展示会、音楽イベント、古町でのプロジェクションマッピング等、祭典を盛り上げる多くのイベントが企画されています。本学古町ルフルキャンパスでは、アニメーションの産業論的セミナー・レクチャー、人材育成国際シンポジウム等が予定されており、アカデミックな側面から映画祭を盛り上げる一翼を担います。
第1回 新潟国際アニメーション映画祭
主催:新潟国際アニメーション映画祭実⾏委員会
後援:経済産業省(申請予定)、⽂化庁(申請予定)
審査委員長:押井守(映画監督)
フェスティバル・ディレクター:数土直志(アニメ・ジャーナリスト)
映画祭事務局長=新潟:ナシモトタオ(映画監督)、東京:真木太郎
企画制作:堀越謙三(ユーロスペース代表、開志専門職大学 アニメ・マンガ学部教授)
真木太郎(ジェンコ代表)
特別協⼒:開志専⾨職⼤学/⽇本アニメ・マンガ専⾨学校/新潟大学(予定)他
公式サイト:https://niigata-iaff.net/
この情報のまとめ
・審査委員長は押井守
・開志専⾨職⼤学も特別協力