長野県在住のラーメンライター、たこにわです。ラーメン食べ歩きは40年以上、北は旭川、東は根室、西は長崎、南は石垣島まで訪麺しています。47都道府県制覇しました。僕は、ローカル色があり地味ながら頑張っているお店をみなさんにご紹介していきます。
目次
えちぜん鉄道の小さな旅
福井駅からえちぜん鉄道 三国港線に乗り、揺れること20分。
車窓から見える風景は早春の日差しを受けた田んぼ。そうだ、福井県はコメどころでもある。
春になると田植えが始まり、秋には黄金色に輝く稲穂が一帯を賑やかにするのだろう。
そして、ふと降りた駅は、何ともユニークな「太郎丸エンゼルランド」、、、?
きっと、麺の天使がいるに違いない。
車窓から見える風景は早春の日差しを受けた田んぼ。そうだ、福井県はコメどころでもある。
春になると田植えが始まり、秋には黄金色に輝く稲穂が一帯を賑やかにするのだろう。
そして、ふと降りた駅は、何ともユニークな「太郎丸エンゼルランド」、、、?
きっと、麺の天使がいるに違いない。
田園の中で見つけたラーメン店
田園風景を眺めていると、時間の進むのがゆっくりと感じる。
15分ほど歩いていると「おやっ?、、、ラーメン屋さんがある」と見つけたお店が、「江どめ屋」。
外観の赤い看板が筆者の胃袋を目覚めさせた。
15分ほど歩いていると「おやっ?、、、ラーメン屋さんがある」と見つけたお店が、「江どめ屋」。
外観の赤い看板が筆者の胃袋を目覚めさせた。
黒醤油ラーメンが人気
ちょうど筆者が入店したのが開店の11:30だったので、お客はまだ誰もいない。
取材を申し込むと快く引き受けて頂いた。
カウンターとテーブル席があり、ファミリーでも入りやすそうな中華屋さんという感じである。
取材を申し込むと快く引き受けて頂いた。
カウンターとテーブル席があり、ファミリーでも入りやすそうな中華屋さんという感じである。
メニューを見ると「黒醤油ラーメン」が人気のようだ。
初めて入るお店はやっぱり人気メニューからと、それを注文。
初めて入るお店はやっぱり人気メニューからと、それを注文。
豚の背脂が踊ってる!
数分後に黒醤油ラーメンとご対面。
「おおっ!、、何と背脂がスープの表面を覆い尽くしている。生きているみたいだ!」。
よし、まずはスープから行こうか~。
「おおっ!、、何と背脂がスープの表面を覆い尽くしている。生きているみたいだ!」。
よし、まずはスープから行こうか~。
最初の一口で黒醤油の熟成感。濃厚な味が舌に残る。
しかし、それを直ぐに中和してくれるのが背脂だ。
背脂の甘みと熟成黒醤油が見事にマッチしている。コクがある、極上のスープである。
鶏ガラと豚ガラをじっくり煮込み旨味を凝縮させてから、熟成黒醤油に合わせているとのこと。
豚の背脂はスープの甘みを引き出し、しっかり乗った青ネギの苦味が全体を引き締めている。
京都のラーメンを彷彿させるような味でもある。
しかし、それを直ぐに中和してくれるのが背脂だ。
背脂の甘みと熟成黒醤油が見事にマッチしている。コクがある、極上のスープである。
鶏ガラと豚ガラをじっくり煮込み旨味を凝縮させてから、熟成黒醤油に合わせているとのこと。
豚の背脂はスープの甘みを引き出し、しっかり乗った青ネギの苦味が全体を引き締めている。
京都のラーメンを彷彿させるような味でもある。
コシのある細麺
この熟成黒醤油に合わせた麺、それはコシのある細麺だった。
意外にも相性がいい。背脂まで麺に絡むから美味しさが倍加する。
意外にも相性がいい。背脂まで麺に絡むから美味しさが倍加する。
ローカル線で「麺旅」を
地方に行ったら時間の許す限りローカル線に乗る筆者。
えちぜん鉄道は初めての体験だった。
ローカル線沿いにこそローカル色豊かなお店がある、改めてそう感じた日だった。
ローカル線に乗って「麺旅」を!
えちぜん鉄道は初めての体験だった。
ローカル線沿いにこそローカル色豊かなお店がある、改めてそう感じた日だった。
ローカル線に乗って「麺旅」を!
文・写真:たこにわ
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容でございます。
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容でございます。