株式会社おのざきは、持続的な循環型社会を目指し、鮮魚店から大量に生まれる「魚のアラ」を活用した新しい商品づくりのプロジェクトを、2022年2月9日より株式会社CAMPFIRE運営のクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて開始します。
プロジェクト概要
期間:2022年2月9日(水)~2022年3月15日(火)
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/534994
目標金額:1,000,000円
・「おのざき定番コース」5,500円
・「おのざき4代目の浜の食卓コース」25,000円 ※先着5名限定
・「競り体験と競りたて海鮮丼コース」100,000円 ※先着5名限定
プロジェクト背景
古来より魚食が根付いた日本の食文化。世界では、魚食への注目の高まりと共にこの数十年で魚の生産量は2倍に増えた一方で、実は日本の魚の生産量はこの数十年で約50%になっている現状があります。漁業は、そもそもが「獲れた魚を獲れた分だけ売る」という業態で、計画的な水揚げも難しく、獲れすぎて売れ残ったものはそのまま廃棄され、大量の食品ロスに繋がっています。
福島県の港町で、地元のお客様に支えられながら創業99年の老舗鮮魚店・寿司屋を営んできた私たちおのざきは、水産業に関わる事業者としてこれを日本の水産業全体の課題と捉え、この課題を解決するには「持続可能な漁業・水産業のあり方」を現場から発信し、そして実際に体現していかなければならないと考えております。
私たちの代で資源を食べ尽くすのではなく、次の世代、さらにその次の世代を見据え、漁業資源を守りながら持続可能なビジネスモデルを確立する。
それをおのざきが先陣を切って体現していきたい。
そんな想いから、今回の「魚のアラ※を使った新商品づくり」のプロジェクトを立ち上げました。
おのざきが運営している鮮魚店・飲食店では、毎日新鮮な魚を捌いて店頭で提供しているため、大量の「魚のアラ」が出ます。アラは栄養価が非常に高く、旨味がたっぷり詰まった魚の部位ですが、一般生活者向けの商品としては需要が少なく、大量の廃棄を生んでしまっているという実情があります。
今回このアラを使って、栄養たっぷりの「だし製品」や「アラ汁」を開発することで、資源を生かしながら、忙しいビジネスパーソンや、栄養が足りなくなりがちな高齢者に向けた新しい価値提供ができないかと考えております。何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。