2021年2月26日より、神奈川県厚木市でポイント事業「アユモ」がスタートしますす。この取り組みはSDGsの達成を図るために導入され、街の活性化を目指します。この「アユモ」はコミュニティ通貨の「まちのコイン」を活用した取り組みですが、一体どのようなものなのでしょうか。
「まちのコイン」って何?
「まちのコイン」とは、電子地域通貨サービスのひとつです。地域活動などのイベントに参加するとポイントを獲得出来て、そのポイントは加盟店等で利用することができます。使えば使うほど、人と人が仲良くなる仕組みになっています。
この 「まちのコイン」を活用することで、 地域内外の人のつながりをつくり、 良好な地域コミュニティ形成が期待できます。2019年9月に神奈川県「SDGsつながりポイント事業」で採択されて以来、福岡県八女市など5つの地域で活用されています。
どうやって手に入れるのか
まずはスマートフォンで「まちのコイン」アプリをダウンロードします。地域活動などに参加すると、QRコードを介してポイントが獲得出来る仕組みになっています。
ゲーム感覚で楽しめる仕組みと、動機付けとなるポイントの獲得により、地域やSDGs活動参加へ参加しやすいようになっています。
参加頻度が多いと追加でボーナスポイントが付与されたり、ポイントが増えるとレベルアップしたりと、楽しみながら地域活動や地元のお店に触れる機会を創出します。
厚木市のオリジナル通貨「アユモ」
「アユモ」というコイン名には、厚木のシンボルである「鮎」が掛かっています。それだけではなく、SDGsの「誰一人取り残さない」という理念から、「(一人で歩むのではなく共に)歩もう」という二つの意味が込められています。
これまで23の加盟店が参加しており、市街地美化清掃や吹きガラスの体験が出来る予定です。
「アユモ」は厚木市エリア外の人でも利用出来ます。地域内外の人が一緒に地域活動に参加したり、地域外の人が地元のお店を利用したりすることで、関係人口の創出にも繋がります。
地域活性への取り組みで、街のポイント事業には注目が集まっています。詳しくは「アユモ」で検索!