こんにちは! 『ハピキラFACTORY』の正能茉優です。この連載では、女性に流行りのモノ・コトが「女性のココロをつかむ理由」を分析して、地方創生に活かせないものかと検討中……♡
今月は、ここ数年、都市部を中心に利用者が増えている、『UberEats』や『楽天デリバリー』などのフードデリバリーサービスの新たな潮流について、考えてみたいと思います。
日本でサービスを開始して、今年の秋に3周年を迎えた『UberEats』。2017年8月号の本連載でも紹介しましたが、利用できる場所は全国10都市以上に拡大し、今や1万4000軒を超えるパートナー・レストランの食事を、家やオフィスにいながら楽しめるようになりました。チェーン店はもちろん、地域のお店も含めた幅広い飲食店の食事が楽しめるのが、サービスの特徴です。
私自身、体調が悪い時や疲れている時、急な来客時などの“自分の手が回りきらない時”に、このサービスを使っているのですが、ここ1年ほど、食事以外のシーンでフードデリバリーサービスが使われるという「新しい流れ」を感じます。
事の発端は、「タピオカ」の大流行。もともとサービスのなかでは、中華料理店の1品として存在している程度だったタピオカですが、ここ数年の大流行により、多くのタピオカ専門店が『UberEats』に登場するようになりました。
こうして、「食事」ではなく「おやつ」でも使うユースケースが開拓され始めたのです。これを皮切りに、これまで宅配業界にはなかった「今、人気のおやつ」にフォーカスしたレストランが数多く登場。結果、フードデリバリーサービスで頼む理由の一つに、「大人気のお店のおやつを、並ばずに買える」ことが入るようになりました。
地方自治体の皆様、地元で大人気の食べ物を、フードデリバリーサービスに出してみませんか?「並ぶ」ことを避けたいがために、注文が殺到するかもしれません。おいしかった時には、お店でも食べてみたいという人が登場する可能性も。
今月のIGPを「地方創生」に活かすなら……?
おうちで『小布施堂』の「朱雀」!
先月号の連載に書いたお菓子、「朱雀」。前日から並ばずに食べられるなら、私もぜひ食べてみたい!
ハピキラ’S EYE!
日本初の「タイ・ティー専門店」が恵比寿に登場! 独特の香りがするタイ紅茶に、練乳を合わせたタイ・スタイルのミルクティーが楽しめます。もはや普通の紅茶との違いがわからないのだけど、ここまでくるとなんでも試したくなってしまうのが人の性。おいしかった!
ハピキラ’S WORK!
「ご当地バウムクーヘンセット」をプロデュースしました!
今年のお歳暮は、「ご当地バウムクーヘンセット」をプロデュースし、販売致しました! というのも2019年は、バウムクーヘンの日本上陸100周年の年。日本全国のバウムクーヘンを試食して、愛知県、和歌山県、そしてバウムクーヘン上陸の地である広島県のバウムクーヘンをギフトセットに致しました。想像を超える人気っぷりに、私たちもうれしい気持ちでいっぱいです。2020年は101周年になってしまうけれど、引き続き売れたらいいな。応援してくださる皆様に感謝の気持ちを忘れず、今月もハッピーに頑張ります!
IGP……ハピキラによる「イマドキ女子が(I)グッとくる(G)ポイント(P)」を略した造語。