カレーにも「いろんなカレー」がある。
こんにちは!『ハピキラFACTORY』の正能茉優です。この連載では、女性に流行りのモノ・コトが「女性のココロをつかむ理由」を分析して、地方創生に活かせないものかと検討中……♡
今月は、最近流行りのスパイスカレーを入り口に、「1カテゴリーの細分化」について、改めて考えてみたいと思います。
先日の仕事帰り、大好きなスープ屋さん『Soup Stock Tokyo』がふと目に入り、お夕飯でも食べようかと入ったところ、カレーフェアが開催されていました。週替わりの10種類を超えるカレーを、毎週3種類ずつ楽しめるというやつです。見ていたら、なんだか私も食べたくなって、2種類のカレーをあいがけで頼んだのですが、ふと思ったことが。
「あれ、カレーって、いつからこんなに種類があったっけ?」
そう、家で食べるようなカレーライスだけでなく、ここまで「いろんなカレー」が登場したのは、実はここ15年ほどのこと。2004年あたりからスープカレーブームが始まり、その後フレンチカレー、そして2010年に入るとバターチキンカレーに、スリランカカレー、そして現在はスパイスカレーブームがきています。「カレーといえば!」と絵文字で出てくるようなおきまりのカレーがあった時代から、種類という概念が登場することで市場は盛り上がってきたわけです。
他方、カレーつながりで恐縮なのですが、佐賀県とのお仕事で、佐賀牛のサーロインに肩ロース、バラと「いろんなお肉」をそれぞれ使って、3種類のカレーをつくって食べるイベントを行いました。すると、これまたまったく違う味わいになり、盛り上がる、盛り上がる(笑)。「俺はバラ派」「私はサーロインかな」とたくさんの会話が生まれました。
そう、知らず知らずのうちに「これが当たり前」と思っているものこそ細分化して、いろんな方向性を模索すると、新しい違いにワクワクするんです。
地方自治体の皆様、「王道」が決まっているものこそ、あえて「いろんな」シリーズで展開してみませんか?
今月のIGPを「地方創生」に活かすなら……?
【 いろんな「りんご」! 】
りんごにも種類があることを知ると「紅玉」「秋映」「王林」「サンふじ」と品種で呼びたくなります(笑)。
ハピキラ”S EYE!
マウイに暮らす再従兄弟が東京に遊びにきた先日。「どこに行こう?」と考えたものの、どこに行きたいかわからず、回転寿司にプリクラ、原宿という王道コースになってしまいました。海外の人が日本のどんな場所に喜ぶのか、もっと知りたいなと思った出来事です。
ハピキラ”S WORK!
2019年は、バウムクーヘン日本上陸100周年!
今年の暮れに販売する予定のお歳暮ギフト「Japan Omotenashi Collection」の企画が早くも始まり、内容を決めたり、カタログ撮影をしたりと準備に終われる毎日が始まりました。2019年は、なんといっても「バウムクーヘン日本上陸100周年!」ということで、日本で初めてバウムクーヘンをつくったと言われる広島県のものをはじめ、日本全国のおいしいバウムクーヘンを集めて、販売する予定です。(私の母が大のバウムクーヘン好きなので、詳しくて助かりました!)。応援してくださる皆様に感謝の気持ちを忘れず、今月もハッピーに頑張ります!